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// リサピー調査レポート

「AI使えない会社はお断り」Z世代就活生の本音が明らかに、内定辞退も1割超

AI採用
「AI使えない会社はお断り」Z世代就活生の本音が明らかに、内定辞退も1割超
// INDEX
  1. 調査概要
  2. 就活生の約6割が「生成AIを使える職場かどうか」を就職先選びで重視
  3. 1位は「AIを使いこなせる環境が当たり前」53.4%、就活生のAI意識鮮明に
  4. 就活生の約5割が「生成AI活用できない企業」に志望度ダウンと回答
  5. 第1位は「時代の変化に対応できていない」で45.6%、企業体質への不信感が上位に
  6. 生成AI活用企業で志望度アップ、就活生の3割超が「上がった」と回答
  7. インターン体験が決め手、AI活用の実態を知り志望度が変化した学生46.3%
  8. 学生の約4割が企業でAI活用環境を体験、禁止職場もわずかながら存在
  9. 生成AI環境への不満で内定辞退
  10. 第1位は「業務での実践的な活用機会」で約4割、研修より現場志向鮮明に
  11. 「時流に取り残されていない企業を求めたい」「ガイドラインを明確に」の声も
  12. まとめ

〜企業のAI活用姿勢が、採用競争力を左右する時代に〜

ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」(https://ideatech.jp/service/research-pr)は、プライベートで週1回以上生成AIを利用しており、現在就職活動中または就職活動を予定している大学生325名を対象に、生成AI活用環境と大学生の企業選択に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 01|就活生の58.2%が就職先選びで「企業の生成AI活用環境」を重視。
  • 02|生成AI未活用企業に対し52.0%が「ネガティブな印象を受ける」と回答
  • 03|約5人に1人が、AI環境への不満を理由に選考・内定辞退を経験

調査概要

  • 調査名称:生成AI活用環境と大学生の企業選択に関する実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2025年12月05日〜同年12月8日
  • 有効回答:プライベートで週1回以上生成AIを利用しており、現在就職活動中または就職活動を予定している大学生325名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「リサピー®︎」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://ideatech.jp/service/research-pr


就活生の約6割が「生成AIを使える職場かどうか」を就職先選びで重視

「Q1. あなたは、就職先を選ぶ際に、企業が生成AI(ChatGPT、Claudeなど)を業務で活用できる環境かどうかを重視しますか。」(n=325)と質問したところ、**「非常に重視する」が19.7%、「やや重視する」が38.5%**という回答となりました。

  • 非常に重視する:19.7%
  • やや重視する:38.5%
  • あまり重視しない:25.2%
  • 全く重視しない:12.6%
  • わからない/答えられない:4.0%

1位は「AIを使いこなせる環境が当たり前」53.4%、就活生のAI意識鮮明に

「Q2. Q1で「非常に重視する」「やや重視する」と回答した方にお聞きします。企業の生成AI活用環境を重視する理由を教えてください。(複数回答)」(n=189)と質問したところ、**「AIを使いこなせる環境が当たり前の時代だと思うから」が53.4%、「効率的に仕事ができる環境で働きたいから」が46.0%、「入社後に自分のスキルを伸ばせる環境で働きたいから」が36.5%**という回答となりました。

  • AIを使いこなせる環境が当たり前の時代だと思うから:53.4%
  • 効率的に仕事ができる環境で働きたいから:46.0%
  • 入社後に自分のスキルを伸ばせる環境で働きたいから:36.5%
  • 時代の最先端を走る企業で働きたいから:25.4%
  • AI使えない環境では成長できないと思うから:21.7%
  • 将来のキャリアに役立つスキルを身につけたいから:19.6%
  • 周囲の社員もAIを使いこなせる環境で刺激を受けたいから:17.5%
  • AI禁止の企業は時代遅れだと感じるから:10.1%
  • その他:0.5%
  • わからない/答えられない:2.6%

就活生の約5割が「生成AI活用できない企業」に志望度ダウンと回答

「Q3. あなたは、生成AIの利用が禁止されている、または社員の多くが生成AIを使いこなせていない企業に対してどのように感じますか。」(n=325)と質問したところ、**「非常にネガティブに感じる(入社したくない)」が10.8%、「ややネガティブに感じる(志望度が下がる)」が41.2%**という回答となりました。

  • 非常にネガティブに感じる(入社したくない):10.8%
  • ややネガティブに感じる(志望度が下がる):41.2%
  • あまり気にならない:33.5%
  • 全く気にならない:9.2%
  • わからない/答えられない:5.2%

第1位は「時代の変化に対応できていない」で45.6%、企業体質への不信感が上位に

「Q4. Q3で「非常にネガティブに感じる」「ややネガティブに感じる」と回答した方にお聞きします。そのように感じる理由を教えてください。(複数回答)」(n=169)と質問したところ、**「時代の変化に対応できていない企業だと思うから」が45.6%、「企業の競争力やレベルが低いと感じるから」が37.3%、「将来性がない企業だと感じるから」が27.8%**という回答となりました。

  • 時代の変化に対応できていない企業だと思うから:45.6%
  • 企業の競争力やレベルが低いと感じるから:37.3%
  • 将来性がない企業だと感じるから:27.8%
  • 入社後に成長やスキル習得の機会が少ないと感じるから:27.2%
  • 非効率な働き方を強いられそうだから:27.2%
  • 周囲の社員のスキルレベルが低そうだから:21.9%
  • 自分のキャリア形成にマイナスになると思うから:12.4%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:2.4%

生成AI活用企業で志望度アップ、就活生の3割超が「上がった」と回答

「Q5. あなたは、就職活動を進める中で、企業の生成AI活用環境を知ったことで志望度が変わったことがありますか。」(n=325)と質問したところ、**「志望度が大きく上がったことがある」が8.6%、「志望度がやや上がったことがある」が25.8%**という回答となりました。

  • 志望度が大きく上がったことがある:8.6%
  • 志望度がやや上がったことがある:25.8%
  • 志望度がやや下がったことがある:8.6%
  • 志望度が大きく下がったことがある:2.2%
  • 志望度が変わったことはない:41.8%
  • わからない/答えられない:12.9%

インターン体験が決め手、AI活用の実態を知り志望度が変化した学生46.3%

「Q6. Q5で「志望度が大きく上がったことがある」「志望度がやや上がったことがある」「志望度が大きく下がったことがある」「志望度がやや下がったことがある」と回答した方にお聞きします。どのような状況で志望度が変わりましたか。(複数回答)」(n=147)と質問したところ、**「インターンシップでAI活用の実態を体験したとき」が46.3%、「企業説明会や選考でAI活用環境について聞いたとき」が40.1%、「内定後に入社前研修や面談でAI環境を知ったとき」が33.3%**という回答となりました。

  • インターンシップでAI活用の実態を体験したとき:46.3%
  • 企業説明会や選考でAI活用環境について聞いたとき:40.1%
  • 内定後に入社前研修や面談でAI環境を知ったとき:33.3%
  • OB・OG訪問で現場の環境を聞いたとき:29.3%
  • 企業のウェブサイトやSNSで情報を見たとき:28.6%
  • 口コミサイトや就活サイトで情報を見たとき:17.0%
  • その他:0.7%
  • わからない/答えられない:2.0%

学生の約4割が企業でAI活用環境を体験、禁止職場もわずかながら存在

「Q7. あなたは、インターンシップや企業訪問などで、企業の生成AI活用環境を実際に体験したことがありますか。」(n=325)と質問したところ、**「積極的にAIが活用されている環境を体験したことがある」が12.0%、「ある程度AIが活用されている環境を体験したことがある」が28.3%**という回答となりました。

  • 積極的にAIが活用されている環境を体験したことがある:12.0%
  • ある程度AIが活用されている環境を体験したことがある:28.3%
  • AIがほとんど活用されていない環境を体験したことがある:17.8%
  • AI利用が禁止されている環境を体験したことがある:3.4%
  • インターンシップや企業訪問の経験がない:26.2%
  • わからない/答えられない:12.3%

生成AI環境への不満で内定辞退

「Q8. あなたは、企業の生成AI活用環境に不満や懸念を感じたことを理由に、選考を辞退したり内定を辞退したことがありますか。」(n=325)と質問したところ、**「選考を辞退したことがある」が6.8%、「内定を辞退したことがある」が10.5%**という回答となりました。

  • 選考を辞退したことがある:6.8%
  • 内定を辞退したことがある:10.5%
  • 辞退を真剣に検討したことがある:8.0%
  • 少し考えたことがある:12.3%
  • 辞退したことはない:48.3%
  • わからない/答えられない:14.2%

第1位は「業務での実践的な活用機会」で約4割、研修より現場志向鮮明に

「Q9. あなたは、就職先の企業に対して、生成AI活用に関してどのような環境や機会を期待しますか。(上位3つまで回答可)」(n=325)と質問したところ、**「業務で生成AIを実践的に活用できる機会」が39.7%、「入社時や入社後に生成AIスキルを学べる研修プログラム」が23.7%、「安全に利用できるガイドラインやルールの明確化」が22.8%**という回答となりました。

  • 業務で生成AIを実践的に活用できる機会:39.7%
  • 入社時や入社後に生成AIスキルを学べる研修プログラム:23.7%
  • 安全に利用できるガイドラインやルールの明確化:22.8%
  • 生成AI活用の成功事例やノウハウの社内共有:21.2%
  • 最新の生成AIツールの積極的な導入:21.2%
  • 生成AI活用を推奨・評価する企業文化:19.4%
  • 生成AIを使いこなせる先輩社員からの指導:18.5%
  • 外部セミナーや学習機会への参加支援:5.5%
  • その他:0.6%
  • 特に期待していない:17.8%
  • わからない/答えられない:5.2%

「時流に取り残されていない企業を求めたい」「ガイドラインを明確に」の声も

「Q10. Q9で「特に期待していない」「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。企業の生成AI活用環境や就職活動での経験について、ご意見があれば自由に教えてください。」(n=250)と質問したところ、102件の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • ガイドラインを明確に示してほしい、社員の固有の能力も適正に評価してほしい
  • ツールとして利用しつつ、生身の人間のコミュニケーションや対話や発想を大切にする職場であれば嬉しい。
  • 業界によっては生成AIの使用が著作権侵害に繋がる可能性もあると思うので、自分の志望業界次第では生成AIの使用禁止は仕方が無いと思う。また、就職活動においては、ESの添削や業界研究、企業研究において大いに役立った。時間を効率化したり、悩みを相談できたことで就職活動以外の活動と両立しながら就職活動ができた。その点では良かったと思う。
  • 今後生成AIによって効率化される仕事や淘汰されるであろう仕事がある一方、新たなものを生み出すこともできるようになると思う。そのような時流に少なくとも取り残されていないことを企業に求めたい。
  • 生成AIを活用していこうという企業は、この先デジタル化が進んでも適応していくのではないかと考える。

まとめ

今回は、プライベートで週1回以上生成AIを利用して、就職活動中または就職活動を予定している大学生325名を対象に生成AI活用環境と大学生の企業選択に関する実態調査を実施しました。

まず、就職先を選ぶ際に企業の生成AI活用環境を「重視する」と回答した就活生は58.2%(「非常に重視する」19.7%、「やや重視する」38.5%)に達しました。重視する理由としては「AIを使いこなせる環境が当たり前の時代だと思うから」が53.4%で最多となり、次いで「効率的に仕事ができる環境で働きたいから」(46.0%)、「入社後に自分のスキルを伸ばせる環境で働きたいから」(36.5%)が続きました。一方、生成AIの利用が禁止されている、または社員が使いこなせていない企業に対しては、52.0%が「ネガティブに感じる」と回答。その理由は「時代の変化に対応できていない企業だと思うから」(45.6%)がトップでした。さらに、AI環境への不満を理由に「選考を辞退した」(6.8%)、「内定を辞退した」(10.5%)経験者は合計17.3%に上り、志望度が変わったきっかけとしては「インターンシップでAI活用の実態を体験したとき」(46.3%)が最多であることが分かりました。

今回の調査では、就活生にとって企業の生成AI活用環境が、給与や福利厚生と並ぶ重要な判断軸になりつつある実態が明らかになりました。特に注目すべきは、単なる「関心」にとどまらず、実際に選考や内定を辞退する行動にまで影響している点です。就活生は企業説明会やウェブサイトの情報だけでなく、インターンシップでの「体験」を通じてAI活用の実態を見極めており、表面的なアピールだけでは通用しない時代に入ったといえます。企業が優秀な人材を獲得するためには、生成AI活用の方針を明確に打ち出し、実際の業務環境として整備・可視化していくことが、今後ますます重要になってくるのではないでしょうか。

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