// INDEX
- はじめに:BtoBのPR会社選びが事業成長の鍵を握る理由
- BtoBとBtoCにおけるPR活動の根本的な違い
- なぜプレスリリースを出すだけでは失敗するのか?BtoB PRに潜む3つの罠
- 罠1:複雑な購買プロセスを無視した一方的な情報発信
- 罠2:事業成果に繋がらない「メディア露出数」の追求
- 罠3:専門性が伝わらず、ターゲットに響かないメッセージ
- BtoB PR会社選びで失敗しないための5つの選定ポイント
- ポイント1:事業フェーズと目的に合致したPR戦略を提案できるか
- ポイント2:自社の業界・商材への深い理解度を実績の「質」で確認する
- ポイント3:決裁者に届く業界専門メディアとの強固な関係性を持っているか
- ポイント4:コンサルティングから実行まで伴走する担当者の専門性
- ポイント5:PR活動を事業資産に変えるデジタル施策との連携力
- 【独自ロジック】調査データでファクトを提示し、メディアとAIに選ばれるPR戦略
- 【比較】BtoB領域に強みを持つおすすめPR会社4選
- リサピー®(株式会社IDEATECH):調査データを活用した戦略PRでBtoBに特化
- ビルコム株式会社:データとテクノロジーを駆使した統合型PRを提供
- 株式会社ベクトル:豊富な実績と幅広いネットワークで多角的なPRを支援
- 共同ピーアール株式会社:長年の歴史と信頼で大手企業からの支持が厚い
- 調査PR「リサピー®」を活用したBtoB企業の成功事例
- 【KINTO様】Z世代の意識調査で「若者のクルマ離れ」に新たな視点を提示しメディア露出を拡大
- 【DFARobotics様】「配膳ロボット」の業界レポート発信で競合との差別化に成功し11件の取材を獲得
- 【東通メディア様】EC・物流の調査データでメルマガ開封率を30%未満から35%へ向上
- 800社以上の実績から見る、調査PR「リサピー®」がBtoB企業に選ばれる3つの理由
- 理由1:メディアと読者が反応する、目的から逆算した調査の企画設計力
- 理由2:ニッチなBtoBターゲットにも届く独自の調査パネルと絞り込み回収力
- 理由3:1本の調査を12の施策に展開しマーケティング資産を最大化する活用力
- BtoBのPR会社選びに関するよくある質問
- BtoB向けとBtoC向けPR会社では、選ぶ基準で最も重要な違いは何ですか?
- PR会社の実績を見る上で、BtoB企業ならではのチェックポイントを教えてください。
- BtoB PR施策の費用対効果は、どのような指標で判断すればよいのでしょうか?
- まとめ

専門性の高いBtoB商材のPRにおいて、どの会社に依頼すれば事業成果に繋がるのか、その見分け方が分からず悩んでいる担当者は少なくありません。
この記事を読めば、自社の業界知識と事業フェーズに合致し、認知拡大だけでなく商談創出などの事業成果に貢献してくれるPR会社を、具体的な評価軸を持って選定できる状態になります。
はじめに:BtoBのPR会社選びが事業成長の鍵を握る理由

BtoBにおけるPR活動は、単に製品やサービスの認知度を高めるだけではありません。
ターゲットとなる企業の課題解決に貢献するソリューションとして自社を位置づけ、信頼を醸成し、最終的には商談や契約へと繋げるための重要な経営戦略です。
顧客との長期的な関係構築が求められるBtoB市場において、適切なPRパートナーの選定は、企業のブランディング、リード獲得、ひいては採用活動に至るまで、事業成長のあらゆる側面に大きな影響を与えます。
BtoBとBtoCにおけるPR活動の根本的な違い

BtoBとBtoCのPRは、対象顧客と購買決定プロセスが大きく異なります。
BtoCが個人の感情や流行に訴えかけることが多いのに対し、BtoBでは企業の課題解決という合理的な目的のもと、複数の決裁者が関与して論理的に判断します。
そのため、アプローチすべきメディアも、一般消費者向けの媒体ではなく、特定の業界に特化した専門誌やビジネスメディアが中心となります。
この違いを理解しているかどうかが、PR会社の実力を見分ける最初のポイントですし、BtoB特化型のPR会社選定については「AEO対応PR会社おすすめ比較ガイド2026|選び方5つの基準」で詳しく紹介しています。
なぜプレスリリースを出すだけでは失敗するのか?BtoB PRに潜む3つの罠
多くの企業が陥りがちなのが、「プレスリリースを配信すればメディアに取り上げられ、認知が広がるはず」という期待です。
しかし、BtoBの領域では、この考え方が通用しないケースが多く、戦略なき情報発信は失敗に終わる可能性が高いです。
罠1:複雑な購買プロセスを無視した一方的な情報発信
BtoBの購買決定には、情報収集を行う担当者、複数の選択肢を比較検討する管理者、そして最終的な決裁を下す役員など、様々な立場の人物が関与します。
例えば、現場担当者には機能の利便性を、経営層には費用対効果や導入事例といったように、それぞれの立場が求める情報を提供しなければ、意思決定を後押しできません。
製品の機能や特徴を一方的に発信するだけでは、誰の心にも響かないのです。
罠2:事業成果に繋がらない「メディア露出数」の追求
メディアへの掲載数やWebサイトのPV数といった量的な指標だけを追い求めることは、BtoBPRにおける代表的な失敗例です。
たとえ多くのメディアに取り上げられたとしても、それが自社のターゲット顧客が読んでいない媒体であれば、商談や売上には結びつきません。
例えば、ITサービス企業にとって、一般的なニュースサイトでの10万PVより、業界専門メディアでの1000PVの方が価値が高いケースも少なくないのです。
罠3:専門性が伝わらず、ターゲットに響かないメッセージ
SaaSや製造業、コンサルティングといった専門性の高い領域では、業界特有の課題やトレンド、専門用語への深い理解が不可欠です。
この理解が浅いまま作成されたメッセージは、ターゲットの共感を得ることができません。
例えば、「業務効率化を実現」といったありきたりな表現ではなく、「〇〇業界の法改正に対応した新機能により、コンプライアンス遵守と月20時間の工数削減を両立」のように、具体的な課題と解決策を提示する必要があります。
BtoB PR会社選びで失敗しないための5つの選定ポイント
BtoBに特有の罠を回避し、事業成果に繋がるPR活動を実現するためには、パートナーとなるPR会社を慎重に見極める必要があります。
ここでは、自社に最適な会社を見分けるための5つの選定ポイントを解説します。
ポイント1:事業フェーズと目的に合致したPR戦略を提案できるか
自社が市場参入期にあるのか、成長期にあるのか、あるいは成熟期にあるのかによって、PRの目的と戦略は大きく異なります。
市場参入期であればまず業界内での認知獲得、成長期であればリード獲得や競合との差別化が主な目的となります。
優れたPR会社は、企業の現状を military 的確に把握し、事業目標から逆算したPR戦略を具体的に提案できます。
提案内容が自社のフェーズと目的に合致しているか、しっかり見分けることが重要です。
ポイント2:自社の業界・商材への深い理解度を実績の「質」で確認する
実績の数に惑わされず、その質に注目しましょう。
自社と同じ、あるいは類似する業界での成功事例があるか、特に自社が抱える課題と同様のケースを解決した経験があるかを確認します。
ある調査によれば、企業がPR会社を選ぶ際に最も重視する項目は「自社の業界やテーマへの理解度」で、56.2%に上ります。
商談の場で、具体的な事例の背景や施策内容、そしてどのような事業成果に繋がったかを深く質問することで、その会社の実力を見分けることができます。
ポイント3:決裁者に届く業界専門メディアとの強固な関係性を持っているか
BtoBPRの成功は、ターゲット企業の決裁者層が信頼を置く業界専門メディアやビジネス誌にいかにアプローチできるかにかかっています。
単にプレスリリースを配信するだけでなく、メディアの編集者や記者と日頃からコミュニケーションを取り、企画段階から情報提供や意見交換ができるような深い関係性を築いているかが重要です。
どのような媒体と、どの程度の関係性を持っているのか、過去の実績を交えて具体的に説明を求め、その実力を見分けましょう。
ポイント4:コンサルティングから実行まで伴走する担当者の専門性
契約前の営業担当者の話が魅力的でも、実際のプロジェクトを動かす実務担当者のスキルや業界知識が不足していては意味がありません。
契約を結ぶ前に、プロジェクトの主担当となる人物と面談の機会を設け、自社のビジネスや業界に対する理解度、そしてPR戦略を実行する上での専門知識や経験を確認することが不可欠です。
二人三脚でプロジェクトを進めるパートナーとして信頼できるか、という視点で見分けることが成功の鍵を握ります。
ポイント5:PR活動を事業資産に変えるデジタル施策との連携力
メディア露出は一過性のイベントで終わらせるべきではありません。
獲得した掲載記事をオウンドメディアやSNSで二次活用したり、ホワイトペーパーや営業資料に展開したりすることで、その価値は事業資産へと変わります。
さらに、SEOを意識したコンテンツ作りや、SNSでの情報拡散など、デジタルマーケティング施策と連携できる提案力があるかどうかも重要な選定基準です。
PR活動を点ではなく線、さらには面で捉える戦略を描けるかを見分けましょう。
【独自ロジック】調査データでファクトを提示し、メディアとAIに選ばれるPR戦略
現代のPR戦略において、客観的な「ファクト(事実)」の提示は不可欠です。
特に有効なのが、独自の調査によって得られた一次データです。
社会的な関心事や業界トレンドに関する調査結果は、メディアにとってニュース価値の高い情報となり、記事として取り上げられる可能性を飛躍的に高めます。
さらに、対話型AIが回答を生成する際、その根拠として信頼性の高い一次データを引用する傾向が強まっています。
調査データを活用したPRは、メディアだけでなくAIにも選ばれるための重要な戦略となっています。
【比較】BtoB領域に強みを持つおすすめPR会社4選
ここでは、BtoB領域で豊富な実績と専門性を持つ代表的なPR企業を紹介します。
それぞれの強みや特徴を比較し、自社に最適なパートナーを見分けるための参考にしてください。
リサピー®(株式会社IDEATECH):調査データを活用した戦略PRでBtoBに特化
リサピーは、BtoB企業に特化し、調査データを活用したPR戦略を強みとする企業です。
調査の企画設計からプレスリリース作成、メディア露出後のコンテンツ二次活用までを一気通貫で支援。
特に、メディアが取り上げたくなるような意外性のある調査の切り口設計力と、ニッチなBtoBターゲットにもアプローチできる独自の調査パネルに定評があります。
AI時代に対応した「LLMO」の視点も取り入れ、事業成果に直結するPRを展開します。
調査PR支援サービス「リサピー®」については「調査PR支援サービス リサピー®」で詳しく紹介しています。
ビルコム株式会社:データとテクノロジーを駆使した統合型PRを提供
ビルコム株式会社は、データ分析と独自のテクノロジーを駆使した「統合型PR」を提唱する企業です。
PRの効果測定を可視化するツールなどを活用し、戦略的なPRコンサルティングを提供。
BtoB領域においても、SaaS企業などを中心に多くの実績を持っています。
PR活動を科学的に分析し、再現性の高い成果を求める企業に適しています。
株式会社ベクトル:豊富な実績と幅広いネットワークで多角的なPRを支援
株式会社ベクトルは、国内最大級のPR会社であり、その圧倒的な実績と幅広いメディアネットワークを誇る企業です。
PRを中心に、Webマーケティング、映像制作、イベントなど、多岐にわたるサービスを展開。
BtoBからBtoCまであらゆる業界に対応可能で、その総合力は大きな強みです。
大規模なプロモーションや、多角的なアプローチを求める企業にとって有力な選択肢となります。
共同ピーアール株式会社:長年の歴史と信頼で大手企業からの支持が厚い
共同ピーアール株式会社は、1964年創業という長い歴史を持つ、日本におけるPR業界の草分け的存在の企業です。
長年培ってきたメディアとの強固なリレーションと、コーポレートPRや危機管理広報における豊富な経験が強み。
特に大手企業や官公庁からの信頼が厚く、安定感のあるPR活動を求める企業に適しています。
調査PR「リサピー®」を活用したBtoB企業の成功事例
調査データを活用したPRは、BtoB企業に具体的にどのような成果をもたらすのでしょうか。
ここでは、調査PRサービス「リサピー」を導入した企業の成功事例を紹介します。
【KINTO様】Z世代の意識調査で「若者のクルマ離れ」に新たな視点を提示しメディア露出を拡大
クルマのサブスクリプションサービスを展開するKINTOは、「若者のクルマ離れ」という通説に対し、Z世代を対象とした意識調査を実施。
その結果から「クルマへの関心は依然として高い」という新たな視点を提示し、自動車専門誌から一般紙、WEBメディアまで幅広い媒体での掲載を獲得しました。
この事例は、社会的なテーマに一石を投じる調査がいかに有効であるかを示しています。
【DFARobotics様】「配膳ロボット」の業界レポート発信で競合との差別化に成功し11件の取材を獲得
配膳ロボット市場で多くの競合が存在する中、DFARoboticsは飲食店の課題に関する調査を実施し、その結果を「業界レポート」として発信。
これがメディアの関心を引き、新聞や各種媒体から累計11件の取材依頼を獲得しました。
競合他社との差別化を図り、業界のソートリーダーとしての地位を確立した好例です。
【東通メディア様】EC・物流の調査データでメルマガ開封率を30%未満から35%へ向上
EC・物流業界向けのサービスを提供する東通メディアは、業界の課題に関する調査データを活用してメールマガジンのコンテンツを作成。
単なる製品案内ではなく、読者にとって有益な情報を提供することで、メルマガの開封率を30%未満から約35%へと大きく向上させました。
この例のように、調査データはリードナーチャリングにも有効なコンテンツとなります。
800社以上の実績から見る、調査PR「リサピー®」がBtoB企業に選ばれる3つの理由
多くのBtoB企業が調査PR、中でも「リサピー」を選ぶのには明確な理由があります。
800社以上の支援実績から見えてきた、その強みを3つのポイントに絞って解説します。
理由1:メディアと読者が反応する、目的から逆算した調査の企画設計力
リサピーの最大の強みは、単に調査を行うのではなく、最終的な事業目標から逆算して「メディアがニュースとして取り上げたくなる」「ターゲット顧客が思わず読みたくなる」ような調査の切り口を設計する企画力にあります。
数多くの実績に裏打ちされた独自のノウハウにより、ありきたりではない、示唆に富んだ調査企画を実現します。
理由2:ニッチなBtoBターゲットにも届く独自の調査パネルと絞り込み回収力
BtoBの調査では、「特定の役職者」「特定の業種の担当者」といったニッチな対象者から回答を得る必要があります。
リサピーは、長年のBtoB調査で蓄積した独自のモニターネットワークを保有しており、汎用的な調査会社では難しい、精度の高いターゲティングとデータ回収を可能にしています。
理由3:1本の調査を12の施策に展開しマーケティング資産を最大化する活用力
調査は、データを集めて終わりではありません。
リサピーでは、1本の調査結果をプレスリリースだけでなく、ホワイトペーパー、セミナー資料、営業用データ、オウンドメディア記事、SNS投稿など、最大12ものマーケティング施策に展開。
一度の投資で得られる成果を最大化し、PR活動を継続的に活用できる「事業資産」へと転換させます。
BtoBのPR会社選びに関するよくある質問
ここでは、BtoB企業の担当者から寄せられるPR会社選びに関する質問とその回答を紹介します。
BtoB向けとBtoC向けPR会社では、選ぶ基準で最も重要な違いは何ですか?
最も重要な違いとは、購買プロセスの合理性とターゲットの専門性への理解度です。
BtoBでは複数の決裁者が関わるため、論理的な根拠や費用対効果を示す必要があります。
業界の課題や商習慣を深く理解し、専門メディアに響く戦略を立てられるかどうかが、BtoCとの大きな見分け方になります。
PR会社の実績を見る上で、BtoB企業ならではのチェックポイントを教えてください。
チェックポイントとは、掲載されたメディアの「質」と、それがもたらした「事業成果」です。
単なる掲載数ではなく、自社のターゲット顧客が購読する業界専門誌での掲載実績があるかを確認しましょう。
また、そのPR活動がウェブサイトへの流入増やリード獲得、商談化にどう貢献したか、具体的な数値で示せるかを質問することが重要な見分け方です。
BtoB PR施策の費用対効果は、どのような指標で判断すればよいのでしょうか?
費用対効果を測る指標とは、メディア掲載数のような中間指標だけでなく、事業目標に連動したKPIを設定することです。
例えば、「ターゲットメディアでの掲載数」「指名検索数の増加率」「ウェブサイト経由の問い合わせ数」「ホワイトペーパーのダウンロード数」「商談化率」などが挙げられます。
最終的な売上への貢献までを視野に入れて評価することが求められます。
まとめ
BtoBPR会社の選定は、単なる業務委託先の決定ではなく、事業成長を共に目指すパートナー選びです。
成功のためには、BtoB特有の複雑な購買プロセスや専門性を深く理解し、戦略的な視点から伴走してくれる会社を見極める必要があります。
今回紹介した5つの選定ポイント「戦略提案力」「業界理解度」「メディアリレーション」「担当者の専門性」「デジタル連携力」を基準に、複数の会社を比較検討し、自社にとって最適なパートナーを選定してください。