メインコンテンツへスキップ
// コラム

BtoB定量調査の進め方|BtoCとの違いからアンケート設計まで解説

BtoB調査
// INDEX
  1. BtoB定量調査とは?BtoC調査との本質的な違いを解説
  2. 購買プロセスの複雑さ:意思決定者が複数存在する
  3. ターゲットの限定性:対象者の母数が少なく、アプローチが難しい
  4. 調査目的の多様性:マーケティングから営業、製品開発まで多岐にわたる
  5. BtoB定量調査が失敗する典型的な3つの罠
  6. 「とりあえず調査」で目的が曖昧になり、使えないデータが集まる
  7. BtoCの感覚で対象者を選定し、回答の信頼性が担保できない
  8. 調査結果をどう活かすか、出口戦略がないままスタートしてしまう
  9. BtoB定量調査を成功に導く6つのステップ
  10. ステップ1:調査目的と仮説を明確にする
  11. 確認事項:調査で何を明らかにし、次のアクションにどう繋げるか
  12. よくある失敗:「面白いデータが取れそう」という安易な発想
  13. ステップ2:調査対象者(ターゲット)を具体的に定義する
  14. 確認事項:スクリーニング設問で対象者を正確に絞り込む
  15. 補足情報:必要なサンプル数は目的によって異なる【400サンプルが目安】
  16. ステップ3:回答の質を高める調査票(アンケート)を設計する
  17. 確認事項:設問数は20問以内が回答率を高めるポイント
  18. よくある失敗:専門用語の多用や誘導的な質問
  19. ステップ4:適切な手法で調査を実施(実査)する
  20. 確認事項:Webアンケートが主流だが、目的に応じて手法を選択
  21. ステップ5:集計・分析からインサイトを抽出する
  22. 確認事項:単純集計だけでなくクロス集計で関係性を深掘りする
  23. ステップ6:調査レポートを作成し、関係者へ共有する
  24. 補足情報:グラフや図を用いて視覚的に分かりやすくまとめる
  25. 調査データを事業成長に繋げる!BtoBマーケティングでの4つの活用法
  26. ホワイトペーパーやお役立ち資料としてリード獲得に活用する
  27. プレスリリースとして配信し、メディア掲載による認知度向上を狙う
  28. 営業資料に客観的なデータを加え、提案の説得力を高める
  29. オウンドメディアの記事コンテンツとしてSEO強化に繋げる
  30. 自社で実施?それとも外注?定量調査会社の選び方と費用相場
  31. 調査会社に依頼するメリット
  32. 調査会社に依頼するデメリット
  33. 調査会社を選ぶ際に確認すべき4つのポイント
  34. BtoB定量調査にかかる費用と期間の目安
  35. BtoBの定量調査に関するよくある質問
  36. BtoBの定量調査で、適切なサンプル数はどのくらいですか?
  37. BtoB調査とBtoC調査では、アンケートの作り方はどう違いますか?
  38. BtoBの定量調査を外注する場合、費用はどのくらいかかりますか?
  39. まとめ
  40. AI時代に「選ばれる」ためのBtoB調査PRなら「リサピー®」
  41. 調査からPR、リード獲得、営業活用まで一気通貫で支援
  42. 調査データをAIが引用する「情報資産」へと昇華させるLLMO戦略
  43. 「リサピー®」がBtoB企業に選ばれる3つの理由
  44. 目的から逆算したメディアが反応する「企画設計力」
  45. ニッチなBtoBターゲットにも届く独自の「絞り込み回収力」
  46. 調査を使い倒すための豊富な「多面活用」ノウハウ

BtoBビジネスでアンケート調査を検討するも、BtoCとの違いが分からず調査設計に不安を感じたり、対象者から十分な回答数を集める難しさに直面したりしていませんか。

この記事を読めば、BtoB領域における定量調査の全体像を把握し、自社の課題に対して「どのような手法で、何人に、何を聞けば、精度の高い意思決定データが得られるか」を判断できるようになります。

BtoB定量調査とは?BtoC調査との本質的な違いを解説

BtoB定量調査とは、企業間取引(BtoB)における市場や顧客の動向を、数値データを用いて客観的に把握・分析する調査手法です。

市場規模の推定、顧客満足度、製品・サービスの受容性などを数値で捉えるために実施されます。

個人の消費行動を対象とするBtoC調査とは、対象者や購買決定プロセスが本質的に異なるため、BtoB特有の性質を理解した上で調査を設計する必要があります。

BtoB調査とBtoC調査の違いを理解しないまま進めると、実態と乖離したデータしか得られない可能性があります。

購買プロセスの複雑さ:意思決定者が複数存在する

BtoBにおける製品やサービスの購買は、個人の判断で完結するBtoCとは異なり、複数の部署や役職者が関与する組織的な意思決定プロセスを経るのが一般的です。

例えば、SaaSツールを導入する場合、利用部門の担当者、情報システム部門の責任者、そして最終的な決裁権を持つ経営層など、それぞれの立場で異なる判断基準を持っています。

そのため、調査対象者を「誰に」設定するかが極めて重要になり、市場の実態を正確に捉えるためには、この複雑なプロセスを理解した上で調査対象者を定義しなくてはなりません。

ターゲットの限定性:対象者の母数が少なく、アプローチが難しい

BtoBの調査対象は、特定の業界、職種、役職に限定されることが多く、一般消費者に比べて母数が圧倒的に少ないのが特徴です。

例えば、「従業員数1,000名以上の製造業で、人事評価システムの選定に関与する課長クラス以上の役職者」といった条件で絞り込むと、対象者は極めて限定されます。

このため、十分なサンプル数を確保すること自体の難易度が高い傾向にあります。

希少なターゲットに効率的にアプローチするための調査手法やパネル(調査対象者リスト)の選定が、BtoB市場調査の成否を分ける重要な要素です。

調査目的の多様性:マーケティングから営業、製品開発まで多岐にわたる

BtoB定量調査の目的は、単なる市場理解にとどまりません。

調査で得られた客観的なデータは、見込み客獲得のためのホワイトペーパー作成、営業提案の説得力を高めるためのエビデンス、顧客満足度を測り製品開発に活かすための指標など、マーケティング、営業、製品開発といった事業活動のあらゆる場面で活用されます。

このように、調査結果が複数の部門で多角的に利用されることを前提に、どのようなアウトプットに繋げるかという出口戦略から逆算して調査を企画することが求められます。

BtoB定量調査が失敗する典型的な3つの罠

BtoBにおける定量調査は、その特性を理解しないまま進めると、時間とコストをかけたにもかかわらず、全く活用できない結果に終わるリスクがあります。

特に、アンケート調査を初めて実施する企業が陥りがちな典型的な失敗パターンを3つ紹介します。

これらの罠を事前に理解し、回避することが成功への第一歩です。

「とりあえず調査」で目的が曖昧になり、使えないデータが集まる

最も多い失敗が、「何か面白いデータが取れるかもしれない」といった曖昧な動機で調査を始めてしまうケースです。

調査目的が明確でないと、設問も総花的になり、結果的に誰のどんな意思決定にも役立たない当たり障りのないデータしか集まりません。

例えば、自社製品の認知度を測りたいのか、新機能へのニーズを探りたいのかによって、聞くべき設問は全く異なります。

目的が曖昧なアンケートは、時間と予算の無駄に終わる可能性が極めて高いです。

BtoCの感覚で対象者を選定し、回答の信頼性が担保できない

BtoC調査と同じ感覚で、単に「会社員」を対象とするなど、ターゲットの定義が広すぎると、データの信頼性が著しく低下します。

BtoBでは、製品やサービスの購買に誰がどのように関与しているかを正確に捉えることが重要です。

例えば、現場の担当者と経営層では、製品選定で重視するポイントが異なります。

回答者が企業の購買プロセスにおいて適切な立場にあるかを確認せずに調査を進めると、市場の実態を反映していない、誤った結論を導き出すリスクがあります。

調査結果をどう活かすか、出口戦略がないままスタートしてしまう

調査を実施すること自体が目的化し、集計したデータを見てから「さて、これをどう使おうか」と考えるケースも失敗の典型例です。

調査結果をプレスリリースで発表するのか、営業資料に組み込むのか、あるいはWebコンテンツに活用するのか、といった具体的なアウトプットを調査企画段階で想定しておく必要があります。

出口戦略がないままでは、マーケティング施策に繋がらないだけでなく、レポートを作成して終わり、といった自己満足で完結してしまいます。

BtoB定量調査を成功に導く6つのステップ

BtoB定量調査を成功させるためには、体系化されたプロセスに沿って計画的に進めることが不可欠です。

目的設定から始まり、調査設計、実査、分析、そして最終的なレポーティングまで、各ステップで押さえるべきポイントが存在します。

ここでは、アンケート調査を軸に、BtoB定量調査を成功に導くための具体的な6つのステップを解説します。

ステップ1:調査目的と仮説を明確にする

定量調査の出発点は、調査を通じて何を明らかにしたいのかという「目的」と、その目的に対する「仮説」を具体的に設定することです。

目的が明確であれば、その後の調査設計の精度が格段に上がります。

仮説とは、「おそらくこうであろう」という予測であり、調査はこの仮説が正しいかどうかをデータで検証する作業と言えます。

確認事項:調査で何を明らかにし、次のアクションにどう繋げるか

「自社サービスの認知度が低いのではないか」「顧客は価格よりもサポート体制を重視しているのではないか」といった仮説を立て、それを検証するために調査を行います。

そして、調査結果が「仮説通りだった場合」と「仮説とは異なった場合」のそれぞれで、次にどのようなアクション(例:プロモーション強化、価格プランの見直し)を取るのかをあらかじめ想定しておくことが重要です。

よくある失敗:「面白いデータが取れそう」という安易な発想

目的や仮説がないまま、「業界のトレンドについて聞いてみよう」といった漠然としたテーマで調査を始めると、示唆に富んだインサイトは得られません。

調査の問いは、必ずビジネス上の意思決定に繋がるものであるべきです。

例えば、「リモートワークの普及によって、セキュリティ意識は高まっているはずだ」という仮説があれば、具体的な設問設計に進むことができます。

ステップ2:調査対象者(ターゲット)を具体的に定義する

調査目的と仮説が固まったら、次に「誰に」聞くのか、つまり調査対象者を具体的に定義します。

BtoB調査では、対象者の定義が調査結果の質を大きく左右します。

業界、企業規模、部署、役職、そして製品・サービスの選定における役割といった条件を詳細に設定することが、信頼性の高いデータを取得するための鍵となります。

BtoB市場ではニッチなターゲット設定が必要になることも多く、いかにして対象者にアプローチするかが重要です。

確認事項:スクリーニング設問で対象者を正確に絞り込む

定義したターゲット条件に合致する回答者のみを抽出するために、アンケートの冒頭でスクリーニング設問を設けます。

例えば、あなたの勤務先の業種をお答えください、あなたの役職をお答えくださいといった質問で条件に合わない回答者を除外します。

このスクリーニングの精度が低いと、ターゲットではない人の意見が混じってしまい、市場全体のデータが歪んでしまうため、慎重な設計が求められます。

補足情報:必要なサンプル数は目的によって異なる【400サンプルが目安】

必要なサンプル数は、調査の目的や対象となる母集団の大きさによって変動します。

統計的な信頼性を担保し、誤差を一定以下に抑えるためには、一般的に400サンプル(許容誤差5%)が一つの目安とされます。

しかし、BtoB調査では対象者が極めて限定的な場合も多く、100サンプル程度でも貴重なデータとして十分に活用できるケースも少なくありません。

目的と予算に応じて、現実的な目標サンプル数を設定することが肝要です。

ステップ3:回答の質を高める調査票(アンケート)を設計する

調査の核となるのが、設問をまとめた調査票(アンケート)です。

回答者から質の高い、偏りのないデータを引き出すためには、設問の聞き方や順番、選択肢の作り方に細心の注意を払う必要があります。

BtoB企業の広報・マーケティング担当者への調査では、最も時間や手間がかかった工程として「調査票の作成」が59.8%でトップに挙がっており、この工程の難しさがうかがえます。

確認事項:設問数は20問以内が回答率を高めるポイント

回答者の負担を考慮し、集中力を維持できる範囲でアンケートを終えられるよう、設問数は20問以内を目安に設計するのが望ましいです。

設問数が多すぎると回答途中の離脱率が高まり、目標サンプル数の達成が困難になるだけでなく、後半の設問で回答の質が低下する恐れもあります。

本当に聞きたいことに絞り込み、簡潔な調査票を作成することが、回答率と回答の質を高めるポイントです。

よくある失敗:専門用語の多用や誘導的な質問

調査票を作成する際、社内でしか通用しない専門用語や業界用語を多用すると、回答者が正しく意味を理解できず、適切な回答が得られません。

また、「~だと思いませんか?」といった聞き方は、特定の回答へ誘導してしまう「誘導質問」にあたり、データの客観性を損なうため避けるべきです。

誰が読んでも同じように解釈できる、中立的で分かりやすい言葉遣いを心がける必要があります。

ステップ4:適切な手法で調査を実施(実査)する

調査票が完成したら、次はいよいよ実際にアンケートを配布・回収する「実査」のフェーズに移ります。

調査手法にはいくつかの種類があり、調査目的、対象者、予算、スケジュールなどを総合的に勘案して、最適な方法を選択することが重要ですす。

BtoB調査では、ターゲットとなる対象者にいかに効率的かつ確実にアプローチできるかが、手法選定の大きなポイントとなります。

確認事項:Webアンケートが主流だが、目的に応じて手法を選択

現在、BtoB定量調査で最も一般的に用いられるのは、インターネットを通じて回答を収集するWebアンケートです。

比較的低コストかつ短期間で多くのサンプルを集めることが可能で、地理的な制約もありません。

他にも、特定の会場に調査対象者を集めて実施する会場調査や、郵送調査、電話調査などの手法があります。

高額な専門商材の評価など、深い意見が必要な場合は、他の手法を組み合わせることも検討します。

ステップ5:集計・分析からインサイトを抽出する

調査データの回収が完了したら、次はそのデータを集計し、ビジネスに繋がる知見を抽出する分析フェーズに入ります。

単に数字を並べるだけでは意味がなく、データが何を物語っているのかを深く読み解く作業が不可欠です。

この分析の質が、調査の最終的な価値を決定づけます。

データから客観的な事実を読み取り、仮説の検証や新たな課題発見に繋げていくための重要な評価プロセスです。

確認事項:単純集計だけでなくクロス集計で関係性を深掘りする

まずは設問ごとの回答比率を算出する「単純集計」で全体の傾向を把握します。

次に、回答者の属性(業種、役職など)と特定の回答を掛け合わせて分析する「クロス集計」を行うことで、より深いインサイトを得ることが可能です。

例えば、「役職が高い層ほど価格よりも機能を重視する」「A業界では製品Xの満足度が高いが、B業界では低い」といった、属性ごとの特徴や関係性を明らかにすることで、具体的なマーケティング戦略の立案に繋がります。

ステップ6:調査レポートを作成し、関係者へ共有する

分析によって得られた結果とインサイトを、関係者が理解しやすい形でまとめたものが調査レポートです。

調査の目的から結論までを論理的に構成し、次のアクションに繋がる提言を含めることが重要です。

レポートは、経営層への報告や、他部署との情報共有など、様々な場面で活用されるため、専門知識がない人にも内容が伝わるような工夫が求められます。

補足情報:グラフや図を用いて視覚的に分かりやすくまとめる

数値データや分析結果は、単に表で示すだけでなく、円グラフや棒グラフなどを用いて視覚的に表現することで、直感的な理解を助けます。

特に、時系列での変化や項目間の比較などは、グラフを用いることで傾向が一目瞭然になります。

レポートの冒頭で調査の概要と結論(サマリー)を簡潔に示し、詳細は本文で解説するという構成にすると、忙しい読み手にも要点が伝わりやすくなります。

調査データを事業成長に繋げる!BtoBマーケティングでの4つの活用法

BtoB定量調査で得られたデータは、適切に活用することで初めてその価値を発揮します。

調査結果は、マーケティング活動における様々な局面で、説得力のあるコンテンツや施策の根拠となり得ます。

ここでは、調査データを事業成長に繋げるための代表的な4つのマーケティング活用法を紹介します。

これらの出口戦略をあらかじめ見据えて調査を企画することで、投資対効果を最大化できます。

ファクトベースPRについては「ファクトベースPRの基礎から実践まで完全ガイド」で詳しく紹介しています。

ホワイトペーパーやお役立ち資料としてリード獲得に活用する

調査結果を業界のトレンドや課題分析としてまとめ、ホワイトペーパー(お役立ち資料)として提供することは、質の高い見込み客(リード)を獲得するための有効なマーケティング手法です。

自社のWebサイトや専門メディアに資料を掲載し、ダウンロード時に企業名や連絡先を登録してもらうことで、製品・サービスに関心を持つ潜在顧客の情報を得られます。

客観的なデータに基づいた資料は、単なる製品紹介よりも高い価値を提供できます。

プレスリリースとして配信し、メディア掲載による認知度向上を狙う

社会性や新規性のある調査結果は、プレスリリースとしてメディアに情報提供することで、ニュースとして取り上げられる可能性があります。

メディアに掲載されれば、広告費をかけずに多くの潜在顧客へリーチでき、企業の認知度や専門性を効果的に高めることが可能です。

BtoB企業のマーケティング担当者への調査でも、調査PRを実施する理由として「メディアに掲載される可能性を高めたい」が47.3%と高く、多くの企業がこの効果に期待しています。

営業資料に客観的なデータを加え、提案の説得力を高める

営業担当者が商談で使用する提案資料に、調査で得られた客観的なデータを盛り込むことで、提案内容の説得力を格段に高めることができます。

「多くの企業が〇〇という課題を抱えています」といった主張も、具体的な数値を伴うことで信頼性が増し、顧客の納得感を引き出しやすくなります。

自社調査のデータは、他社にはない独自の強みとして、競合との差別化にも繋がるマーケティング資産となります。

オウンドメディアの記事コンテンツとしてSEO強化に繋げる

調査結果を基にした解説記事やインフォグラフィックを自社のオウンドメディアで公開することは、SEOの強化に繋がります。

独自性の高い一次情報は検索エンジンから高く評価される傾向にあり、関連キーワードでの上位表示が期待できます。

また、信頼できる情報源として他サイトからの被リンクを獲得しやすくなるため、サイト全体の評価向上にも貢献します。

自社で実施?それとも外注?定量調査会社の選び方と費用相場

BtoB定量調査を計画する際、自社のリソースで内製するか、専門の調査会社に外注するかは大きな判断ポイントです。

それぞれにメリット・デメリットがあり、自社の状況や調査の目的に応じて最適な方法を選択する必要があります。

ここでは、調査会社に依頼する場合の利点と注意点、そして信頼できるリサーチパートナーを選ぶためのポイントを解説します。

最適なパートナーを見つけるポイントについては「自社に最適なパートナーを見つけるためのポイント」で詳しく紹介しています。

調査会社に依頼するメリット

調査会社は、調査設計、対象者リクルーティング、実査、集計・分析といった各工程における専門的なノウハウとリソースを有しています。

特に、BtoB特有のニッチなターゲットへのアプローチや、統計的に信頼できる調査票の設計など、専門知識が不可欠な領域で強みを発揮します。

外部の専門家に依頼することで、客観性を担保しつつ、社内リソースを企画や結果の活用といったコア業務に集中させられるのが大きなメリットです。

調査会社に依頼するデメリット

調査会社に外注する場合、当然ながらコストが発生します。

調査内容や規模によっては、数百万円単位の費用がかかることもあります。

また、自社の事業や業界への理解が浅い会社に依頼してしまうと、意図した通りの調査設計にならなかったり、分析のピントがずれてしまったりするリスクも考えられます。

社内での実施に比べ、コミュニケーションコストや時間的な制約が生じる可能性も考慮しなくてはなりません。

調査会社を選ぶ際に確認すべき4つのポイント

信頼できる調査会社を選ぶためには、以下の4つのポイントを確認することが重要です。

1つ目は「BtoB領域での実績」で、自社の業界や類似案件でのリサーチ経験が豊富かを確認します。

2つ目は「専門性と提案力」で、課題に対して的な調査手法や企画を提案できるかを評価します。

3つ目は「担当者との相性」で、円滑なコミュニケーションが取れるかを見極めます。

4つ目は「アウトプットの質」で、過去のレポートサンプルなどを確認し、分析や報告のレベルを事前に把握することが望ましいです。

BtoB定量調査にかかる費用と期間の目安

BtoB定量調査の費用は、調査対象者の希少性、サンプル数、設問数、分析の複雑さなどによって大きく変動しますが、一般的には数十万円から数百万円程度が目安となります。

Webアンケートで100サンプル、設問数20問程度であれば50万円~100万円程度から実施可能な会社もありますが、ニッチな対象者を数百人規模で集める場合は200万円以上になることも珍しくありません。

期間は、調査企画からレポート納品まで、1.5ヶ月~3ヶ月程度を見ておくとよいでしょう。

BtoBの定量調査に関するよくある質問

BtoB領域で初めて定量調査を実施する担当者が抱きがちな、代表的な質問とその回答をまとめました。

アンケート調査を進める上での基本的な疑問点を解消し、より具体的な計画立案に役立ててください。

BtoBの定量調査で、適切なサンプル数はどのくらいですか?

調査目的によりますが、統計的な信頼性を重視する場合は400サンプル以上が理想です。

しかしBtoBでは対象者を見つけること自体が難しいため、100サンプル程度でも貴重なインサイトが得られることが多いです。

市場全体の傾向を見るよりも、特定のターゲット層の意見を深く知ることが重要になるケースも少なくありません。

BtoB調査とBtoC調査では、アンケートの作り方はどう違いますか?

BtoB調査では、回答者のビジネス上の立場を正確に把握することが不可欠です。

そのため、所属企業の業種・規模、自身の部署・役職、製品選定における役割を尋ねるスクリーニング設問がBtoC調査以上に重要になります。

また、専門的な内容を扱う際は、用語の定義を明確に示す配慮も求められます。

BtoBの定量調査を外注する場合、費用はどのくらいかかりますか?

費用は調査の難易度や規模によって大きく変動し、数十万円から数百万円まで幅があります。

対象者の出現率、サンプル数、設問数が主な変動要因です。

ニッチな役職者など、見つけるのが難しい対象者ほど単価は高くなる傾向にあります。

複数の調査会社から見積もりを取り、内容を比較検討することが重要です。

まとめ

BtoB定量調査は、BtoC調査とは異なる特有の難しさがある一方で、客観的なデータに基づいて事業戦略を推進するための強力な武器となります。

購買プロセスの複雑さやターゲットの限定性を理解し、明確な目的意識を持って計画的に進めることが成功の鍵です。

本記事で解説したステップや活用法を参考に、自社のマーケティングや営業活動を加速させるためのBtoB調査を実践してください。

AI時代に「選ばれる」ためのBtoB調査PRなら「リサピー®」

「リサピー」は、BtoB企業に特化した調査PRサービスです。

調査の設計からコンテンツ制作、多面的な活用提案、さらにはAIに引用・推薦されるためのLLMO戦略までを一気通貫で提供します。

単なるリサーチで終わらせず、企業のマーケティング資産を構築する伴走型支援が特徴です。

BtoB調査PRについては「リサピー®」で詳しく紹介しています。

調査からPR、リード獲得、営業活用まで一気通貫で支援

「リサピー」は、1本の調査からプレスリリース、ホワイトペーパー、営業資料、セミナーコンテンツまで、多様なマーケティングアセットを生み出します。

調査結果を多角的に活用し、メディア露出による認知獲得からリードジェネレーション、商談化率の向上まで、事業成長のあらゆるフェーズに貢献するリサーチソリューションを提供します。

調査データをAIが引用する「情報資産」へと昇華させるLLMO戦略

これからの時代、対話型AIに自社の名前を挙げてもらうことがビジネスチャンスの起点になります。

「リサピー」では、AIが参照しやすい形式で調査データを構築し、第三者メディアへの掲載を通じて引用の確度を高める独自のLLMO戦略を提案します。

これにより、調査データは一過性のマーケティング施策ではなく、継続的に価値を生み出す「情報資産」へと昇華します。

BtoB向けLLMO戦略支援については「IDEA LLMO」で詳しく紹介しています。

「リサピー®」がBtoB企業に選ばれる3つの理由

多くのBtoB企業が「リサピー」を選ぶ理由は、単に調査を実施するだけでなく、事業成果に直結する戦略的な価値提供にあります。

5年間で800社以上、2,500件を超える豊富な実績に裏打ちされた独自のノウハウが、高い評価を得ています。

目的から逆算したメディアが反応する「企画設計力」

「リサピー」の強みは、事業目的から逆算して、メディアや生活者が関心を持つ「切り口」を設計する企画力にあります。

BtoB広報・マーケティング担当者への調査では、外部委託時の最重視項目として56.2%が「自社の業界やテーマへの理解度」を挙げています。

深い業界理解に基づき、ありきたりではない、世の中に一石を投じる調査企画を立案します。

ニッチなBtoBターゲットにも届く独自の「絞り込み回収力」

汎用のモニターではリーチが難しいニッチな市場のターゲットに対しても、独自のパネルネットワークを駆使して的確にアプローチできるのが「リサピー」の強みです。

長年のBtoBリサーチで蓄積したノウハウにより、「3期連続増収企業のEC担当者」といった希少な条件でも、質の高い回答を安定的に回収することが可能です。

調査を使い倒すための豊富な「多面活用」ノウハウ

調査は実施して終わりではありません。

「リサピー」では、調査データを最大限に活用し、投資対効果を高めるための多面的な活用方法を提案します。

ホワイトペーパーや営業資料への展開はもちろん、ウェビナー企画や広告クリエイティブへの応用まで、豊富なノウハウでマーケティング活動全体を支援します。

この記事をシェア

// LET'S TALK

この記事に関するご相談、
受け付けています。

BtoB の広報・PR・マーケティング戦略について、無料でご相談いただけます。