// INDEX
- BtoB広報とは?まず理解すべきBtoC広報との決定的な違い
- 目的の違い:BtoBは「信頼の蓄積と関係構築」、BtoCは「認知と販売促進」
- ターゲットの違い:BtoBは「組織の決裁者」、BtoCは「個人の消費者」
- アプローチ手法の違い:BtoBは「専門メディア」、BtoCは「マス広告」
- 成果指標(KPI)の違い:BtoBは「商談化率への貢献」、BtoCは「売上への直接貢献」
- BtoB広報が失敗する3つの典型的な落とし穴
- BtoCの成功法則をそのまま持ち込んでしまう
- 製品の技術やスペックだけを一方的に発信している
- 「広報ネタがない」という思い込みで活動が止まっている
- 成果を最大化するBtoB広報戦略の立て方【5ステップ】
- STEP1:事業計画と連動した広報の目的(KGI)を設定する
- STEP2:ターゲット顧客に響くメッセージを具体化する
- STEP3:購買ファネルに沿った施策とチャネルを選定する
- STEP4:社内の各部門から情報が集まる仕組みを構築する
- STEP5:効果測定と改善のサイクルを回すためのKPIを設計する
- 「ネタがない」を解消!BtoBサービスの価値を社会ニュースに変える5つの視点
- 【独自ノウハウ】調査データを活用し「数字の裏付け」で客観的な事実を示す
- 導入企業の成功事例を顧客視点のストーリーとして発信する
- 経営者のビジョンや企業の存在意義を語るトップ広報
- 働き方や独自の社内制度などコーポレート情報を切り口にする
- 社会トレンドや時事問題と自社サービスを関連付けて専門家の見解を発信する
- BtoB広報の成果を高める具体的な施策7選
- プレスリリース配信:専門メディアとの関係構築が成功の鍵
- オウンドメディア運営:専門知識を発信し続ける情報資産に
- ビジネス系SNSの活用:ターゲットとの直接的な接点を創出する
- ホワイトペーパー・調査レポート:リード獲得に繋がる専門コンテンツ
- イベント・ウェビナー開催:見込み顧客との深い関係性を築く
- 導入事例コンテンツの作成:顧客の声でサービスの信頼性を証明する
- 外部メディアへの寄稿:業界の専門家としての権威性を獲得する
- 【事例】調査PR「リサピー®」の活用でDX推進の社会的意義を伝え、企業の信頼性を高めたBtoB広報
- BtoB広報についてよくある質問
- BtoB企業が広報に力を入れるべき一番の理由は何ですか?
- 専門的で分かりにくいBtoBサービスの広報ネタはどのように見つければよいですか?
- これからBtoB広報部門を立ち上げる際、何から始めるべきでしょうか?
- まとめ
- BtoB特有の広報課題を解決する調査PRサービス「リサピー®」のご紹介
- なぜ多くのBtoB企業に「リサピー®」が選ばれるのか
- 目的から逆算したメディアが反応する企画設計力
- ニッチなBtoBターゲットにも届く独自の調査パネル
- 調査だけで終わらない多面的なコンテンツ活用支援

BtoCのように「バズ」を狙いにくく、何を成果とすべきか分からない、専門的すぎて発信するネタがないなど、BtoB広報の担当者ならではの悩みを抱えていませんか。
この記事を読めば、BtoB特有の購買プロセスに即した広報戦略を策定し、自社の認知拡大や営業・採用への貢献を論理的に説明・実行できる状態になります。
BtoB広報とは?まず理解すべきBtoC広報との決定的な違い

BtoB広報とは、企業(Business)が企業(Business)に対して製品やサービスを提供するビジネスにおける広報活動を指します。
一般消費者向けのBtoC広報とは、目的やターゲットが根本的に異なるため、同じ戦略では成功しません。
BtoB広報の役割は、単なる認知度向上だけでなく、専門分野における企業の信頼性を構築し、長期的な関係性を築くことにあります。
この違いを理解することが、効果的な広報戦略の第一歩です。
しかし、これらの違いを理解せずに進めると、典型的な失敗に陥りがちです。
目的の違い:BtoBは「信頼の蓄積と関係構築」、BtoCは「認知と販売促進」
BtoB広報の主な目的は、企業の専門性や技術力を社会や業界に示し、潜在顧客やパートナー企業からの「信頼」を獲得することです。
製品・サービスの検討期間が長く、合理的な判断が重視されるため、一度の接触で購入に至ることは稀です。
継続的な情報発信を通じて、業界の第一人者としての地位を確立し、顧客が課題に直面した際に最初に想起される存在を目指します。
一方、BtoC広報は、幅広い消費者への認知を拡大し、購買意欲を刺激して直接的な販売促進につなげることが主な目的となります。
ターゲットの違い:BtoBは「組織の決裁者」、BtoCは「個人の消費者」
BtoB広報が情報を届けるべきターゲットは、製品・サービスの導入を検討する企業の担当者から、最終的な意思決定を行う経営層まで、複数の立場が関わる「組織」です。
そのため、それぞれの役職や部門が抱える課題に対し、論理的かつ客観的なデータに基づいて解決策を提示する必要があります。
これに対し、BtoC広報のターゲットは「個人」の消費者です。
個人の感情や価値観、ライフスタイルに訴えかけるメッセージングが中心となり、共感を呼ぶストーリーやトレンド感が重視される傾向にあります。
アプローチ手法の違い:BtoBは「専門メディア」、BtoCは「マス広告」
BtoB広報では、ターゲットとなる業界や職種の担当者が情報源として信頼している専門誌、業界紙、Webメディアとの関係構築が極めて重要です。
ニッチな分野であっても、 speculators 的確な媒体に深く刺さる情報を届けることで、効率的に見込み顧客へアプローチできます。
また、調査データに基づくホワイトペーパーやセミナーなども有効な手法です。
一方、BtoC広報では、テレビCMやSNSキャンペーンといったマス広告を活用し、不特定多数の消費者に広くリーチすることが一般的なアプローチとされています。
成果指標(KPI)の違い:BtoBは「商談化率への貢献」、BtoCは「売上への直接貢献」
BtoB広報の成果は、直接的な売上よりも、事業活動全体への貢献度で測られることが多いです。
例えば、広報活動をきっかけに獲得したリード(見込み顧客)が、どれだけ商談に進んだかを示す「商談化率」や、ウェブサイトへの指名検索数、専門メディアでの掲載数、ホワイトペーパーのダウンロード数などが重要なKPIとなります。
対照的に、BtoC広報では、キャンペーン期間中の売上高やECサイトでのコンバージョン率など、販売に直結する指標がKPIとして設定されやすいのが特徴です。
BtoB企業の広告施策の実態調査については「BtoB企業の広告施策の実態調査」で詳しく紹介しています。
BtoB広報が失敗する3つの典型的な落とし穴

BtoB広報の特性を理解しないまま活動を進めると、効果が出ないばかりか、企業の信頼を損なうことにもなりかねません。
特に、BtoC広報の感覚で施策を展開したり、発信する情報が独りよがりになったりするケースは少なくありません。
ここでは、多くの企業が陥りがちな3つの典型的な失敗パターンを解説します。
これらの落とし穴を事前に認識し、回避することが、成果を出すためのBtoB広報戦略につながります。
BtoCの成功法則をそのまま持ち込んでしまう
BtoB広報でよくある失敗が、BtoCで成功した手法をそのまま適用してしまうことです。
例えば、インフルエンサーを起用した大規模なSNSキャンペーンや、感情に訴えかけるキャッチーな広告は、BtoBの合理的な購買プロセスには馴染みにくい場合があります。
BtoBでは、企業の課題解決にどう貢献できるかという便益を、客観的な根拠やデータを用いて示すことが求められます。
話題性や「バズ」だけを追い求めると、コストをかけてもリード獲得や商談に結びつかず、投資対効果が見合わない結果に終わる可能性が高いです。
製品の技術やスペックだけを一方的に発信している
自社製品の優れた技術や高いスペックを伝えたいという想いは重要ですが、それだけを一方的に発信していては、広報活動として成果を上げるのは困難です。
買い手側が知りたいのは、「その技術が自社のどのような課題を解決してくれるのか」という具体的な価値です。
専門用語を多用したリリースは、たとえ業界の専門メディアであっても敬遠されることがあります。
技術的な優位性を、顧客のビジネスにおける成功事例や、社会的な課題解決といった大きな文脈に置き換えてストーリーとして語る視点が不可欠です。
「広報ネタがない」という思い込みで活動が止まっている
「自社のサービスは専門的で地味だから、ニュースになるようなネタがない」という思い込みは、BtoB広報の活動を停滞させる最大の要因の一つです。
新製品の発表や大型契約の締結といった派手なニュースだけが広報ネタではありません。
例えば、自社の顧客データや専門知識を基にした市場調査の結果を発表する「調査PR」は、メディアにとって価値の高い情報源となり得ます。
また、独自の社内制度や働き方、顧客の成功事例なども、企業の姿勢や価値観を伝える優れた広報ネタになり得るのです。
成果を最大化するBtoB広報戦略の立て方【5ステップ】
BtoB広報を成功させるには、思いつきの施策を単発で行うのではなく、事業目標から逆算した一貫性のある広報戦略が不可欠です。
目的を明確にし、ターゲットに響くメッセージを設計し、適切なチャネルで継続的に発信する仕組みを構築する必要があります。
ここでは、成果を最大化するためのBtoB広報戦略を5つのステップに分けて具体的に解説します。
このプロセスに沿って計画を立てることで、広報活動が事業成長に貢献する道筋が明確になります。
STEP1:事業計画と連動した広報の目的(KGI)を設定する
広報戦略の最初のステップは、会社の事業計画と広報活動の目的を連動させることです。
全社的な目標が「新規事業の市場シェア拡大」であれば、広報のKGI(重要目標達成指標)は「新市場における業界内認知度No.1の獲得」や「特定分野での専門家としてのポジション確立」などが考えられます。
このように、事業目標を広報の言葉に翻訳し、最終的に何をもって成功とするのかを明確に定義します。
このKGIが、以降の具体的な施策やKPI(重要業績評価指標)を決定する上での揺るぎない指針となります。
STEP2:ターゲット顧客に響くメッセージを具体化する
次に、設定した目的を達成するために「誰に」「何を」伝えるべきかを具体化します。
ターゲットとなる企業の業種、規模、担当者の役職などを詳細に設定し、彼らが抱えるビジネス上の課題やニーズを深く理解します。
その上で、自社の製品やサービスが、その課題をどのように解決できるのかを明確なメッセージとして言語化します。
このメッセージは、単なる機能の羅列ではなく、「顧客が享受できる価値」を中核に据えることが重要です。
競合他社との差別化も意識し、自社独自の強みが伝わるように設計します。
STEP3:購買ファネルに沿った施策とチャネルを選定する
ターゲットとメッセージが固まったら、それを届けるための具体的な施策とチャネルを選びます。
BtoBの購買プロセスは、一般的に「認知」「興味・関心」「比較・検討」「導入」というファネルで進みます。
例えば、「認知」段階では専門メディアへのプレスリリース配信やSNSでの情報発信、「比較・検討」段階では詳細なホワイトペーパーの提供や導入事例の公開が有効です。
各段階の顧客心理に合わせ、最適な施策とメディアチャネルを組み合わせることで、一貫性のあるコミュニケーションを実現し、着実に顧客を次のステップへと導きます。
STEP4:社内の各部門から情報が集まる仕組みを構築する
BtoB広報のネタは、社内のあらゆる部門に眠っています。
開発部門が持つ最新技術の情報、営業部門が日々接している顧客の課題や成功事例、人事部門が推進するユニークな働き方改革など、すべてが貴重な情報源です。
これらの情報を広報担当者が効率的に収集するためには、部門横断的な連携体制が欠かせません。
定期的な情報共有会議の設置や、各部門に広報のキーパーソンを置くなど、意識的に情報が集まる仕組みを構築することが、継続的な広報活動の生命線となります。
多くの企業がこの連携に課題を抱えています。
STEP5:効果測定と改善のサイクルを回すためのKPIを設計する
戦略の最終ステップは、実行した施策の効果を測定し、次につなげるためのKPI(重要業績評価指標)の設計です。
STEP1で設定したKGIを達成するまでの中間指標として、具体的な数値を設定します。
例えば、プレスリリースの配信数やメディア掲載数(アウトプット指標)、ウェブサイトへのアクセス数やホワイトペーパーのダウンロード数(アウトカム指標)、さらには獲得リード数や商談化率(ビジネス貢献指標)など、目的に応じて複数のKPIを組み合わせます。
定期的にこれらの数値を観測し、戦略や施策を改善していくPDCAサイクルを回すことが成功の鍵です。
「ネタがない」を解消!BtoBサービスの価値を社会ニュースに変える5つの視点
BtoB企業にとって最大の壁である「広報ネタの枯渇」。
しかし、視点を変えれば、社内に眠る情報や専門知識は社会的なニュースに変わり得ます。
ここでは、専門的なサービスを社会的な関心事へと転換し、メディアが取り上げたくなるニュースを生み出すための5つの具体的な視点を紹介します。
これらの切り口を活用すれば、継続的な情報発信が可能になり、広報活動が新たなステージに進みます。
特に客観的なデータを用いる手法は、多くの成功企業が実践しています。
【独自ノウハウ】調査データを活用し「数字の裏付け」で客観的な事実を示す
自社の主張に説得力を持たせる最も効果的な方法の一つが、調査データを活用した「調査PR」です。
市場のトレンドや業界の課題に関するアンケート調査を自主的に実施し、その結果をプレスリリースとして発表します。
例えば、「テレワーク導入企業におけるコミュニケーション課題調査」といったテーマは、多くのビジネスパーソンやメディアの関心を引きます。
数字という客観的なファクトは、企業の主張を「広告」から「ニュース」へと昇華させ、信頼性を飛躍的に高める効果があります。
この手法は、あらゆるBtoB広報活動の土台となり得ます。
調査PR支援サービスについては「リサピー® | 調査PR支援サービス」で詳しく紹介しています。
導入企業の成功事例を顧客視点のストーリーとして発信する
製品スペックを語るのではなく、実際にサービスを導入した企業がどのように課題を解決し、成功を収めたのかを具体的なストーリーとして紹介します。
これは単なるお客様の声ではなく、導入前の課題、導入の決め手、導入後の具体的な変化を顧客自身の言葉で語ってもらうドキュメンタリーです。
成功事例は、同じ課題を抱える他の企業にとって最も信頼できる情報源であり、サービスの価値をリアルに伝える強力なコンテンツとなります。
メディアにとっても、具体的な成功譚は読者の関心を引きやすく、記事化しやすいテーマです。
経営者のビジョンや企業の存在意義を語るトップ広報
企業のトップである経営者が、自らの言葉で事業にかける想いやビジョン、企業の社会的な存在意義を語ることは、強力な広報活動となります。
特に、創業の経緯や困難を乗り越えた経験、業界の未来に対する独自の洞察などは、企業の人間的な側面を伝え、共感や信頼を生み出します。
経営者自身のブログやSNS、メディアへのインタビューなどを通じて発信することで、企業のファンを増やし、製品やサービスだけでは伝えきれないブランドの魅力を構築することが可能です。
これは企業の採用活動にも良い影響を与えます。
働き方や独自の社内制度などコーポレート情報を切り口にする
ユニークな福利厚生、先進的な働き方を支える制度、ダイバーシティ推進の取り組みなど、企業の「働き方」に関する情報は、採用候補者だけでなく、顧客や社会からも注目される広報ネタです。
特に現代では、企業の組織文化や従業員への姿勢が、その企業の信頼性やブランドイメージを左右する重要な要素となっています。
自社のコーポレート情報を積極的に発信することは、優れた人材を惹きつける採用広報としての役割はもちろん、企業としての社会的責任への取り組みを示すことにもつながり、結果として事業全体のイメージアップに貢献します。
社会トレンドや時事問題と自社サービスを関連付けて専門家の見解を発信する
DX推進、AIの活用、サステナビリティ、働き方改革など、世の中の大きなトレンドや時事問題に対して、自社の事業領域と関連付け、専門家としての見解や考察を発信します。
例えば、法改正が行われるタイミングで、その変更点が業界に与える影響と企業が取るべき対策について解説する、といったアプローチです。
これにより、単なる製品・サービスの紹介に留まらず、社会的な課題解決に貢献するソートリーダーとしてのポジションを確立できます。
メディアも、トレンドを解説できる専門家のコメントを常に求めています。
BtoB広報の成果を高める具体的な施策7選
戦略とネタ作りの視点が固まったら、次はいよいよ具体的な施策の実行です。
BtoB広報には、プレスリリース配信のような伝統的な手法から、SNSやオウンドメディアを活用したデジタルなアプローチまで、多様な選択肢があります。
ここでは、BtoB広報の成果を高めるために特に有効な7つの施策を厳選して紹介します。
これらの施策を自社の戦略に合わせて組み合わせることで、認知拡大からリード獲得、商談化まで、一貫した成果を生み出すことが可能になります。
プレスリリース配信:専門メディアとの関係構築が成功の鍵
プレスリリースは、企業の公式情報をメディアに伝えるための基本施策です。
BtoB広報では、大手新聞社やテレビ局だけでなく、ターゲット業界の専門誌やWebメディアに的を絞って配信することが重要です。
そのためには、日頃から各メディアの記者がどのような情報を求めているかをリサーチし、良好な関係を築いておく必要があります。
単なる一斉配信に頼るのではなく、特定の記者に向けてパーソナライズされた情報提供を行うことで、掲載の可能性は格段に高まります。
前述の調査PRなどの客観的なデータは特に喜ばれる傾向にあります。
オウンドメディア運営:専門知識を発信し続ける情報資産に
自社で運営するブログやWebマガジン(オウンドメディア)は、専門知識やノウハウを継続的に発信し、見込み顧客を惹きつけるための強力なツールです。
広告とは異なり、一度作成したコンテンツは企業の「情報資産」として蓄積され、検索エンジンを通じて長期的にリードを生み出し続けます。
ターゲットが抱える課題を解決するような質の高い記事を定期的に公開することで、業界の専門家としての信頼性を構築し、企業のウェブサイトを情報収集のハブとすることができます。
ネット広告に頼らない集客の柱となり得ます。
ビジネス系SNSの活用:ターゲットとの直接的な接点を創出する
Facebook、LinkedIn、X(旧Twitter)などのビジネス系SNSは、ターゲットとなる業界のキーパーソンや見込み顧客と直接コミュニケーションをとるための有効なチャネルです。
企業の公式アカウントから業界ニュースや自社の取り組みを発信するだけでなく、担当者個人が専門家として知見を共有することも信頼関係の構築につながります。
広告配信機能を活用すれば、役職や業種でターゲットを絞り込み、ピンポイントで情報を届けることも可能です。
単なる情報発信に留まらず、双方向の対話を生み出す場として活用します。
ホワイトペーパー・調査レポート:リード獲得に繋がる専門コンテンツ
ホワイトペーパーや調査レポートは、BtoBマーケティングにおいてリードを獲得するための定番コンテンツです。
業界の課題に対する深い洞察や、独自の調査データ、専門的なノウハウなどをまとめた資料を無料で提供する代わりに、ダウンロード時に氏名や連絡先を登録してもらいます。
これにより、自社の情報に高い関心を持つ質の高い見込み顧客リストを構築できます。
特に、調査PRで得られたデータを詳細なレポートとして再編集・活用する手法は、コンテンツの価値を高め、効率的なリード獲得を実現します。
BtoBオンラインマーケティングについては「日本のBtoBオンラインマーケティングは、米国流をどこまで適用できるか」で詳しく紹介しています。
イベント・ウェビナー開催:見込み顧客との深い関係性を築く
自社で主催するセミナーやオンラインでのウェビナーは、見込み顧客と直接対話し、深い関係性を築く絶好の機会です。
特定のテーマについて専門的な情報を提供することで、参加者の課題解決に貢献し、自社への信頼感を醸成します。
質疑応答の時間を通じて、顧客が抱えるリアルな悩みやニーズを直接ヒアリングすることも可能です。
製品デモを交えたり、導入企業の担当者をゲストに招いたりすることで、より具体的で説得力のある情報提供ができます。
イベント後のフォローアップも商談化に向けた重要な広報活動です。
導入事例コンテンツの作成:顧客の声でサービスの信頼性を証明する
サービスの導入企業にインタビューを行い、その成功体験を記事や動画コンテンツとしてまとめる「導入事例」は、BtoB広報における最も強力な武器の一つです。
第三者である顧客の客観的な声は、企業が自ら語るよりも高い信頼性を持ちます。
特に、導入前の課題、選定理由、導入後の定量的・定性的な効果を具体的に示すことで、検討段階にある見込み顧客の不安を払拭し、導入を後押しする効果があります。
ウェブサイトに掲載するだけでなく、営業資料や提案書に活用することで、商談の説得力を高めることもできます。
外部メディアへの寄稿:業界の専門家としての権威性を獲得する
ターゲット読者を多く抱える外部の業界専門メディアやビジネス系メディアに、専門家として記事を寄稿する手法です。
これにより、自社の名前やサービスをより広い層に認知させると同時に、その分野における第一人者としての権威性を獲得できます。
メディア側も質の高い専門的なコンテンツを常に求めているため、有益な情報を提供できれば、双方にとってメリットのある関係を築けます。
寄稿記事をきっかけに、新たな講演依頼や取材につながるなど、広報活動の幅を広げる効果も期待できます。
【事例】調査PR「リサピー®」の活用でDX推進の社会的意義を伝え、企業の信頼性を高めたBtoB広報
ピー・シー・エー株式会社は、「DX推進によるやりがい向上の実態調査」という調査PRを実施しました。
この調査は、社会的な関心事である「DX」と、働く人の「やりがい」という普遍的なテーマを掛け合わせることで、多くのメディアの注目を集めました。
調査によって「DX推進企業の従業員の82.8%が業務のやりがい向上を実感している」といった具体的な数字を提示。
これにより、同社のサービスが単なる業務効率化ツールではなく、従業員のモチベーション向上にも貢献するという社会的な意義を客観的に示すことに成功しました。
この結果、Yahoo!ニュースをはじめとする多数 of ネットメディアに掲載され、企業の信頼性向上に大きく貢献したBtoB広報の好事例です。
BtoBコンテンツの受け手に関する実態調査については「BtoBコンテンツの受け手111名に実態調査」で詳しく紹介しています。
BtoB広報についてよくある質問
ここでは、BtoB広報に関して多くの担当者や経営者が抱く疑問について、簡潔にお答えします。
BtoB企業が広報に力を入れるべき一番の理由は何ですか?
製品・サービスの機能だけでは差別化が難しい時代に、「信頼」が最も重要な購買決定要因となるからです。
広報活動を通じて専門性や実績を示し、業界の第一人者としての信頼を築くことで、価格競争から脱却し、長期的に選ばれ続ける企業になることができます。
専門的で分かりにくいBtoBサービスの広報ネタはどのように見つければよいですか?
自社の専門知識を活かした市場調査の実施(調査PR)が有効です。
業界の動向や課題を客観的なデータで示すことで、メディア価値の高いニュースを創出できます。
また、顧客の成功事例をストーリーとして語ったり、社会トレンドと自社技術を関連付けたりする視点も重要です。
これからBtoB広報部門を立ち上げる際、何から始めるべきでしょうか?
まず、自社の事業目標と広報の目的(KGI)を連動させることから始めます。
次に、ターゲット顧客を明確にし、彼らに伝えるべき中核的なメッセージを策定します。
その後、営業や開発など他部門と連携し、社内の情報が広報に集まる仕組みを構築することが、継続的な活動の基盤となります。
まとめ
BtoB広報は、BtoC広報とは目的も手法も大きく異なります。
成功の鍵は、企業の「信頼性」をいかに構築し、顧客の合理的な購買決定プロセスに寄り添えるかにかかっています。
本記事で紹介した戦略立案の5ステップや、ネタ作りの5つの視点、具体的な7つの施策、そして成功事例を参考に、自社の状況に合わせた広報戦略を組み立ててみてください。
特に、客観的なデータで事実を語る「調査PR」は、多くのBtoB企業にとって、広報活動を飛躍させる強力な一手となり得ます。
BtoB広報のためのPR会社選定ガイドについては「BtoB広報のためのPR会社選定ガイド」で詳しく紹介しています。
BtoB特有の広報課題を解決する調査PRサービス「リサピー®」のご紹介
「リサピー」は、BtoB企業に特化した調査PRサービスです。
調査の企画設計からプレスリリースの作成・配信、さらには調査結果をホワイトペーパーや営業資料として活用する二次活用までをワンストップで支援します。
BtoB広報特有の「ネタがない」「専門的すぎて伝わらない」といった課題を、客観的なデータという強力な武器で解決し、企業の認知度向上、リード獲得、そして営業力強化に貢献します。
なぜ多くのBtoB企業に「リサピー®」が選ばれるのか
多くのBtoB企業が広報活動で直面する課題に対し、リサピーは明確な解決策を提供することで、高い評価を得ています。
単に調査を実施するだけでなく、広報・マーケティングの成果を最大化するための戦略的なアプローチが、選ばれ続ける理由です。
目的から逆算したメディアが反応する企画設計力
「リサピー」の最大の強みは、広報の目的から逆算して、メディアや生活者が関心を持つ調査の切り口を設計する企画力です。
5年で800社以上、2,500件以上の調査PR案件を手掛けてきた実績から、どのようなデータやストーリーがニュースになりやすいかを熟知しています。
ありきたりな調査で終わらせず、企業のメッセージが社会的な文脈の中で際立つような、戦略的な調査企画を立案し、広報活動の成功確度を高めます。
ニッチなBtoBターゲットにも届く独自の調査パネル
BtoBの広報活動では、ターゲットが非常にニッチな業界や役職に限定されることが少なくありません。
一般的な調査会社ではアプローチが難しいターゲットに対しても、「リサピー」は独自の調査パネルを活用することで、的確な回答を収集することが可能です。
これにより、自社のターゲット顧客層のリアルな意見や課題を浮き彫りにした、信頼性の高い調査結果を得ることができます。
調査だけで終わらない多面的なコンテンツ活用支援
調査PRの価値は、プレスリリース配信だけで終わりません。
「リサピー」では、1つの調査結果を、リード獲得用のホワイトペーパー、説得力を高める営業資料、集客力のあるセミナーコンテンツ、オウンドメディアの記事など、様々なマーケティング資産へと展開する「多面活用」を支援します。
これにより、調査にかかった投資を最大限に回収し、広報・マーケティング・営業の各部門で継続的に成果を生み出す仕組みを構築します。