// INDEX
- BtoBのプレスリリースで多くの担当者が陥る3つの課題
- なぜBtoBのプレスリリースは「地味で退屈」と思われがちなのか
- 専門用語の多用でメディアや顧客に意図が伝わらない問題点
- 成果に繋がらない「企業の一方的な報告」になっていないか
- 【ネタの種類別】メディア掲載につながるBtoBプレスリリース成功事例5選
- 【導入実績】顧客の成功体験を提示し、サービスの具体的な価値を証明する事例
- 【業務提携】企業間の連携で事業の成長性と将来性をアピールする事例
- 【調査結果】独自の一次データを用いて業界のトレンドや課題を提起する事例
- 【新サービス】社会的な背景と結びつけてニュースとしての価値を高める事例
- 【イベント開催】セミナーや展示会の開催報告で企業の専門性や知見を示す事例
- 成功事例から解明!記者が思わず記事にしたくなるBtoBリリースの共通点
- タイトルに具体的な数字やターゲットを盛り込み、当事者意識を刺激する
- 社会課題や業界全体の動向を絡め、リリースの公共性・公益性を高める
- 専門的な情報を図解やイラストで視覚化し、直感的な理解を促す
- 【テンプレート付】決裁者にも響くBtoBプレスリリースの基本構成
- これだけは押さえたい!プレスリリースの基本5要素
- 今日から使える!新機能発表に役立つプレスリリース用テンプレート
- そのまま使える!導入事例を紹介するための広報テンプレート
- 調査データを活用し、BtoBプレスリリースの信頼性とニュース価値を最大化する方法
- 客観的な「調査データ」がBtoBの合理的な意思決定を後押しする理由
- 読者の共感を呼ぶ「8割の予定調和と2割の発見」を生むストーリー設計とは
- 半数以上の企業が重視!広告よりもPRが信頼を勝ち取るためのポイント
- 配信だけで終わらせない!プレスリリースを事業の資産に変える二次活用術
- 営業資料やホワイトペーパーに展開し、確度の高いリードを獲得する
- オウンドメディアの記事コンテンツとして再編集し、SEO資産を構築する
- ウェビナーのテーマとして活用し、見込み客の育成につなげる
- 【リサピー®活用事例】社会トレンドを捉えた調査で企業の信頼性を高めたプレスリリース
- BtoBのプレスリリース事例に関するよくある質問
- BtoBビジネスでプレスリリースのネタが見つからないときはどうすれば良いですか?
- BtoBプレスリリースを配信するのに効果的なタイミングはいつですか?
- 専門性が高いBtoBサービスの内容をプレスリリースで分かりやすく伝える書き方のコツはありますか?
- まとめ

BtoBビジネスの情報発信において、「自社の製品は専門的で地味だからニュースにしにくい」「専門用語が多くてメディアや顧客に魅力が伝わらない」といった課題を抱えていませんか。
この記事を読めば、自社の最新情報を、メディア掲載やターゲット企業の検討を促す「ニュース」として魅力的にパッケージングし、配信できる状態になります。
広報(PR)活動を成功に導くための具体的な事例とノウハウを解説します。
BtoBのプレスリリースで多くの担当者が陥る3つの課題

BtoB企業の広報担当者がプレスリリースを作成する際、いくつかの特有の壁に直面します。
それは、BtoC向けの情報発信とは異なる性質を持つBtoBビジネスならではの課題です。
具体的には、「情報の地味さ」「専門用語の壁」「一方的な報告になりがち」という3つの点が挙げられます。
これらの課題を認識し、対策を講じることが、成果の出るプレスリリース作成の第一歩です。
次のセクションでは、これらの課題を乗り越えた具体的な成功事例を紹介します。
なぜBtoBのプレスリリースは「地味で退屈」と思われがちなのか
BtoBビジネスは、特定の業界や企業が対象であり、BtoC製品のように消費者の日常生活に直接関わる機会が少ないため、情報が「地味」や「ニッチ」と捉えられがちです。
新製品の発表頻度もBtoCほど多くないため、発信できるニュースが少ないと感じる担当者も少なくありません。
しかし、これはネタがないのではなく、BtoBならではのニュースの種に気づけていないケースがほとんどです。
PRの視点で見れば、顧客の導入事例、市場調査の結果、他社との業務提携など、社会性や新規性のある魅力的な情報源は数多く存在します。
専門用語の多用でメディアや顧客に意図が伝わらない問題点
BtoBサービスには、技術的な優位性や業界特有の背景を説明するために専門用語が不可欠な場合があります。
しかし、その用語を多用しすぎると、読み手であるメディア記者やターゲット企業の担当者が内容を正確に理解できず、リリースの価値が伝わる前に読むのをやめてしまう可能性があります。
成果の出るPRでは、「誰に、何を伝えたいのか」を常に意識し、専門用語は平易な言葉で解説を加えるか、必要最低限に留める工夫が求められます。
成果に繋がらない「企業の一方的な報告」になっていないか
プレスリリースが「私たちは新しい機能を開発しました」「新しいサービスを開始します」といった、企業側の都合だけを述べた一方的な報告書になってしまうケースは少なくありません。
広報(PR)で重要なのは、その情報が社会や読み手にとって「どのような価値を持つのか」という視点です。
その新機能がどのような顧客課題を解決するのか、社会的なトレンドにどう貢献するのか、といった文脈を提示することで、単なる報告が「ニュース」へと昇華します。
【ネタの種類別】メディア掲載につながるBtoBプレスリリース成功事例5選

BtoBビジネスの広報(PR)活動では、新サービス発表以外にもニュースになり得るネタが豊富にあります。
ここでは「導入実績」「業務提携」「調査結果」「新サービス」「イベント開催」という5つの切り口別に、メディアの関心を引き、実際に掲載につながったBtoBプレスリリースの成功事例を紹介します。
それぞれの事例が、どのような工夫によってニュース価値を高めているのかを分析します。
これらの成功事例には、記者の目を引くための共通の工夫が隠されています。
【導入実績】顧客の成功体験を提示し、サービスの具体的な価値を証明する事例
株式会社SmartHRが、飲食チェーン「鳥貴族」へのサービス導入事例をプレスリリースで発表したケースです。
この事例では、「約1万人の従業員の年末調整を3週間で完了」という具体的な数字をタイトルに入れ、導入効果を明確に示しました。
本文では、導入前の課題(紙ベースでの煩雑な手続き)と、導入後の成果(工数削減、従業員満足度向上)を対比させることで、サービスの価値を客観的に伝えています。
顧客の成功体験をストーリーとして提示することで、同様の課題を抱える企業への強い訴求力を持ちます。
【業務提携】企業間の連携で事業の成長性と将来性をアピールする事例
Sansan株式会社と株式会社セールスフォース・ジャパンの連携強化の事例が挙げられます。
この広報発表では、単に「連携します」という事実だけでなく、両社のサービス連携によって「顧客企業のDX推進を強力に後押しする」という、より大きな目的とビジョンを提示しました。
なぜこの2社が組むのか、それによって顧客にどのような新しい価値が提供されるのかを明確にすることで、業界内外からの注目を集め、事業の将来性や市場への影響力を効果的にアピールしています。
【調査結果】独自の一次データを用いて業界のトレンドや課題を提起する事例
ピー・シー・エー株式会社が実施した「DX推進によるやりがい向上の実態調査」のプレスリリースは、調査データを活用した好例です。
「82.8%が、DX推進が業務のやりがい向上に寄与したと実感」といった具体的な数値を打ち出し、社会的な関心事であるDXと働きがいを結びつけました。
このような独自の一次データは客観性と信頼性が高く、メディアが記事で引用しやすいため、Yahoo!ニュースをはじめとする多くの媒体で掲載されました。
調査リリースは、企業をその分野の専門家として位置づける強力な手段です。
広報PRに有効なアンケートリリースについては「広報PRに有効なアンケートリリース」で詳しく紹介しています。
【新サービス】社会的な背景と結びつけてニュースとしての価値を高める事例
株式会社ユーザベースが提供する「SPEEDA」が、2050年カーボンニュートラル目標達成に向けた企業の動向を分析する新機能をリリースした事例です。
この発表では、単なる機能紹介に留まらず、「カーボンニュートラル」という世界的な社会課題を背景として設定しました。
なぜ今このサービスが必要なのかという社会的な文脈を明確にすることで、一企業のサービスが社会的な意義を持つニュースへと価値を高め、幅広いメディアの関心を引くことに成功しています。
【イベント開催】セミナーや展示会の開催報告で企業の専門性や知見を示す事例
株式会社インフォマートが開催した「FOODCROSSTALK」の事後レポートリリースが参考になります。
この広報リリースでは、イベントの開催概要だけでなく、当日のセッションで語られた業界の課題や今後の展望、参加者の声などを具体的に盛り込みました。
これにより、イベントに参加できなかった層にも有益な情報を提供し、同社の専門性や業界におけるリーダーシップを効果的に示しています。
イベントは開催前の告知だけでなく、開催後の報告によって企業の知見を資産として残すことができます。
成功事例から解明!記者が思わず記事にしたくなるBtoBリリースの共通点

メディアに数多く取り上げられるBtoBのプレスリリースには、いくつかの普遍的な共通点が存在します。
成功事例の表面的な形式を模倣するだけでは、同様の成果を得ることは困難です。
重要なのは、記者が「これは記事にする価値がある」と判断するポイントを理解し、自社の情報発信に応用することです。
ここでは、広報担当者が押さえるべき3つの重要な要素を解説します。
では、これらの共通点を踏まえた上で、実際にどのような構成でプレスリリースを作成すればよいのでしょうか。
テンプレートを交えて解説します。
タイトルに具体的な数字やターゲットを盛り込み、当事者意識を刺激する
タイトルは、記者が最初に目にする最も重要な要素です。
「業務効率を改善」といった曖昧な表現ではなく、「導入企業A社、ペーパーレス化で月間50時間の業務削減に成功」のように、具体的な数字を入れることで、ニュースの価値と信頼性が飛躍的に高まります。
また、「中小製造業向け」のようにターゲットを明確にすることで、その対象となる読者やメディアの関心を引き、「自分ごと」として情報を捉えてもらう広報効果が期待できます。
社会課題や業界全体の動向を絡め、リリースの公共性・公益性を高める
自社の製品やサービスの紹介に終始するのではなく、「人手不足の解消」「サプライチェーンの最適化」といった、より大きな社会課題や業界全体のトレンドと関連付けることが重要です。
自社の取り組みが、単なる一企業の営利活動ではなく、社会課題の解決に貢献するものであるという視点を提示することで、リリースの公共性・公益性が高まります。
この広報戦略により、経済メディアだけでなく、一般紙や専門誌の記者にも響くニュースとして扱われやすくなります。
専門的な情報を図解やイラストで視覚化し、直感的な理解を促す
BtoBサービスの複雑なビジネスモデルや技術的な仕組みは、文章だけで説明しようとすると難解になりがちです。
多忙な記者が短時間で内容を理解できるよう、サービス概要や導入効果、市場の構造などを図解やインフォグラフィックで示すことは非常に有効なPR手法です。
視覚的に分かりやすい資料は、記者がそのまま記事に引用しやすいため、記事化のハードルを下げ、意図した通りの情報が伝わる可能性を高めます。
【テンプレート付】決裁者にも響くBtoBプレスリリースの基本構成

BtoBの購買決定は、担当者の一存では決まらず、複数の部署や役職者が関与する合理的なプロセスを経て行われます。
そのため、プレスリリースも担当者レベルの興味を引くだけでなく、決裁者の納得を得られるような論理的な構成が不可欠です。
ここでは、広報担当者が押さえるべきプレスリリースの基本要素と、すぐに使えるテンプレートを紹介します。
この基本構成の中でも、特に信頼性とニュース価値を飛躍的に高める要素が「調査データ」の活用です。
これだけは押さえたい!プレスリリースの基本5要素
効果的なプレスリリースは、基本的に5つの要素で構成されます。
これらの要素を漏れなく、かつ論理的に配置することが、情報を正確に伝えるためのPRの基礎です。
1.タイトル:リリースの内容を30字程度で簡潔にまとめる最も重要な見出し。
2.リード文:タイトルを補足し、本文の要点(5W1H)をまとめた導入文。
3.本文:背景、詳細、今後の展望などを記述する中心部分。図や写真、関係者のコメントもここに含める。
4.企業情報:自社の公式情報を記載する定型部分。
5.問い合わせ先:取材や質問を受け付ける担当部署の連絡先。
今日から使える!新機能発表に役立つプレスリリース用テンプレート
(ターゲット顧客)の(課題)を解決する新機能「(機能名)」、本日より提供開始
株式会社(自社名)は、(ターゲット顧客)が抱える(課題)を解決するため、(既存サービス名)に新機能「(機能名)」を追加し、本日(日付)より提供を開始したことをお知らせします。
本機能により、(解決されること)が可能となり、(具体的なメリット)を実現します。
1.開発の背景
(市場のトレンドや社会背景、顧客から寄せられていた課題などを記述)
2.新機能「(機能名)」の特長
特長1:(具体的な機能とそれによる効果を記述)
特長2:(具体的な機能とそれによる効果を記述)
特長3:(具体的な機能とそれによる効果を記述)
3.今後の展望
(今後の機能拡張や事業展開について記述)
株式会社(自社名)について
(会社概要のテンプレートを挿入)
本件に関するお問い合わせ先
(広報担当部署の連絡先を挿入)
そのまま使える!導入事例を紹介するための広報テンプレート
株式会社(導入企業名)、(自社サービス名)の導入で(業務課題)を解決。
(具体的な成果)を(数値)で改善
株式会社(導入企業名)が、株式会社(自社名)の提供する(自社サービス名)を導入し、(具体的な成果、例:業務効率化、コスト削減など)を実現したことをお知らせします。
これにより、同社が抱えていた(導入前の課題)を解決し、(定量的な成果)を達成しました。
1.導入の背景:株式会社(導入企業名)が抱えていた課題
(導入企業が直面していた具体的な業務課題や目標を記述)
2.導入の決め手
(数あるサービスの中から自社サービスが選ばれた理由を記述)
3.導入後の具体的な成果
(導入によってもたらされた定量・定性的な成果を箇条書きなどで記述)
4.株式会社(導入企業名)ご担当者様のコメント
(担当者名、役職を明記の上、導入後の感想や今後の期待に関するコメントを挿入)
株式会社(自社名)について
(会社概要のテンプレートを挿入)
本件に関するお問い合わせ先
(広報担当部署の連絡先を挿入)
調査データを活用し、BtoBプレスリリースの信頼性とニュース価値を最大化する方法
BtoBのプレスリリースにおいて、客観的な「調査データ」は、情報の信頼性とニュース価値を飛躍的に高める強力な武器となります。
企業の主張を裏付ける根拠として機能し、メディアが引用しやすいコンテンツになるため、掲載の可能性を大きく広げます。
ここでは、なぜ調査データがBtoBの広報(PR)活動に有効なのか、その理由と効果的な活用法を解説します。
作成したプレスリリースは、一度配信して終わりではありません。
その情報をいかに事業資産として活用するかが、BtoB広報の腕の見せ所です。
客観的な「調査データ」がBtoBの合理的な意思決定を後押しする理由
BtoBにおける製品やサービスの購買は、個人の感情よりも、費用対効果や導入実績といった合理的なデータに基づいて判断される傾向が強いです。
そのため、広報(PR)発信する情報も、「私たちのサービスは素晴らしい」という主観的な主張だけでは、決裁者を納得させることは困難です。
「テレワークに関する調査で、企業の8割がセキュリティに課題を感じている」といった客観的なデータを示すことで、自社サービスが解決する課題の存在を裏付け、提案の説得力を格段に高めることができます。
読者の共感を呼ぶ「8割の予定調和と2割の発見」を生むストーリー設計とは
調査リリースを魅力的にする鍵は、ストーリー設計にあります。
効果的なのは、「8割の予定調和」と「2割の発見」を組み合わせる手法です。
「働き方改革で週休3日制への関心が高まっている」という多くの人が知る事実に、「実現するなら給与が8割でもよいと3割が回答」という意外な事実を加えることで、ニュースとしての驚きと深みが増します。
この広報のストーリー設計により、読者の共感と関心を引きつけ、メディアに取り上げられる確率が高まります。
半数以上の企業が重視!広告よりもPRが信頼を勝ち取るためのポイント
ある調査では、企業のマーケティング施策として半数以上が「広告」よりも「PR」を重視しているという結果が出ています。
これは、広告が「企業による一方的な宣伝」と受け取られるのに対し、PR活動を通じて発信される情報は、メディアという「第三者」の視点を経由することで、客観性と信頼性が高まるためです。
特にBtoBビジネスのように、取引における信頼関係が重視される領域では、第三者のお墨付きを得られる広報(PR)活動が、企業の信頼を勝ち取る上で極めて有効な手段となります。
ファクトベースPRについては「ファクトベースPRの基礎から実践ガイド」で詳しく紹介しています。
配信だけで終わらせない!プレスリリースを事業の資産に変える二次活用術
プレスリリースは、一度配信して終わりにするには非常にもったいない情報資産です。
特にBtoBビジネスにおいては、一つの情報を多角的に活用する「二次活用」の視点が、広報(PR)活動の費用対効果を最大化する鍵となります。
プレスリリースを起点として、営業資料、オウンドメディア、ウェビナーなど、様々なマーケティング資産へと展開する方法を具体的に解説します。
実際に、調査データを活用したプレスリリースで大きな成果を上げた企業の事例を見てみましょう。
営業資料やホワイトペーパーに展開し、確度の高いリードを獲得する
プレスリリースで発表した調査データや導入事例は、見込み客にとって価値の高い情報です。
この内容をより詳細なレポートやホワイトペーパーとして再編集し、自社サイトからダウンロードできるように設定します。
フォームに企業情報や連絡先を入力してもらうことで、確度の高いリードを獲得できます。
また、リリース内のデータを営業資料に引用すれば、商談時の提案に客観的な根拠が加わり、説得力を大幅に向上させることが可能です。
広報部門が入手した情報が、営業部門の強力な武器となります。
オウンドメディアの記事コンテンツとして再編集し、SEO資産を構築する
配信したプレスリリースの内容を、より深掘りした解説記事としてオウンドメディアに掲載します。
例えば、調査リリースのデータから読み取れる業界の示唆や、新機能の具体的な活用方法などを詳しく解説することで、読者にとってより価値の高いコンテンツになります。
これにより、関連キーワードでの検索エンジンからの流入が期待でき、一度の広報活動が、継続的に見込み客を呼び込むSEO資産へと変わります。
ウェビナーのテーマとして活用し、見込み客の育成につなげる
プレスリリースで発信したテーマは、ウェビナー(オンラインセミナー)の集客にも効果的です。
例えば、「調査結果から見る最新業界トレンド」や「新機能徹底解説セミナー」といったテーマでウェビナーを企画します。
プレスリリースでテーマに興味を持った潜在顧客を、よりインタラクティブなコミュニケーションが可能なウェビナーへと誘導することで、製品への理解を深めてもらい、購買意欲を高めるリードナーチャリング(見込み客育成)につなげることができます。
広報活動がマーケティングの起点となる好例です。
【リサピー®活用事例】社会トレンドを捉えた調査で企業の信頼性を高めたプレスリリース
会計ソフトなどを提供するピー・シー・エー株式会社は、社会的な関心が高い「DX推進」をテーマに、「DX推進によるやりがい向上の実態調査」を実施し、その結果をプレスリリースとして配信しました。
このPR施策では、厳密に設計された調査によって「DX推進が従業員のやりがい向上に寄与する」という客観的な事実をデータで示しました。
社会トレンドを捉えた信頼性の高い情報は、Yahoo!ニュースをはじめとする多くのメディアの目に留まり、掲載へとつながりました。
結果として、Web広告換算値で130万円以上の価値を生み出し、企業の信頼性向上に大きく貢献しました。
調査PR支援サービスについては「リサピー® | 調査PR支援サービス」で詳しく紹介しています。
BtoBのプレスリリース事例に関するよくある質問
BtoB企業の広報(PR)担当者がプレスリリースを作成・配信する上で抱きがちな疑問について、簡潔に回答します。
BtoBビジネスでプレスリリースのネタが見つからないときはどうすれば良いですか?
新サービス以外にも、顧客の導入事例、業界動向に関する調査データ、他社との業務提携、社内制度の変更なども有力なネタです。
自社の活動を「社会や顧客の課題解決」という視点で見直すことが広報PRの第一歩となります。
社内の各部署と連携し、情報収集を行うことも重要です。
BtoBプレスリリースを配信するのに効果的なタイミングはいつですか?
企業の担当者が情報収集しやすい平日の午前中(10時〜12時)が一般的です。
特に週初めの火曜日や、記者が週末版のネタを探す木曜日も狙い目とされます。
業界の大きなイベントや法改正の時期に合わせて配信するなど、戦略的な広報PR計画を立てることで効果を高められます。
専門性が高いBtoBサービスの内容をプレスリリースで分かりやすく伝える書き方のコツはありますか?
専門用語の使用は極力避け、中学生にも理解できる平易な言葉で説明するのが基本です。
サービスの価値を「誰の、どんな課題を、どのように解決するのか」というストーリーで伝えます。
図やイラスト、写真を用いて仕組みや効果を視覚的に表現することも非常に有効な広報PR手法です。
まとめ
BtoBプレスリリースの成功は、BtoCとは異なる特性を理解することから始まります。
地味で専門的と思われがちな情報も、「導入事例」「調査結果」「業務提携」といった切り口で、社会性や客観性を持たせることで価値あるニュースに変わります。
成功事例に共通するのは、具体的な数字の活用、社会課題との連携、そして視覚的な分かりやすさです。
特に客観的な調査データは、合理的な意思決定が求められるBtoBにおいて、企業の信頼性を高める上で極めて有効です。
作成したプレスリリースを二次活用し、広報活動を事業の資産へと転換させていきましょう。